京都市右京区、栂尾山 高山寺(こうさんじ)
宗派:真言宗系単立 創建:宝亀5年(774年) 開基:光仁天皇 中興:建永元年(1206年) 中興:明恵上人
境内拝観・駐車場無料(11月のみ有料) 石水院拝観@1000円(通年)
前回の参拝は、積雪が残る2017年2月です。
表参道
境内図
石段を上ります。
金堂
ガラス越しに内陣を拝見し、釈迦如来坐像の肩から下を拝ませていただくことができました。
春日明神社
一つ目の石段の上は、旧石水院跡
もう一つの石段の上は、
明恵上人御廟
覆屋の中に古い五輪塔が収められているそうです。
廟の手前に、高さ320cmの宝篋印塔(重文)
開山堂近くの聖観音像
切支丹燈籠が2基
手水鉢
開山堂
内陣は拝見できませんが、明恵上人坐像(重文)が安置されています。
梅見門
通常非公開ですが、この門の奥に腰掛待合「茶徳亭」と、少し下ったところに茶室「遺香庵」があり
事前予約すると、限定日に拝観させていただけるそうです(2023年9月時点で@5000円)。
下から見上げた腰掛待合「茶徳亭」は、天井から銅鐘「茶恩鐘」が吊下がっています。
石水院への門
お庭の門(ここからは入れません)
客殿で拝観料@1000円を納めました。
あまり目立たない場所に「撮影禁止」と書かれていますが、個人の撮影は、参拝者の邪魔にならなければOKとのことです。
渡り廊下を通って、石水院(国宝)の中へ。
「廂の間」に、善財童子像
華厳経にその求法の旅が語られる善財童子を、明恵上人は敬愛したそうです。
南面の欄間にある勅額「日出先照高山之寺」は後鳥羽上皇の筆といわれています。
複製の鳥獣人物戯画が、公開されています。
紙本墨画鳥獣人物戯画(国宝)は、甲乙丙丁の4巻からなる絵巻で、甲・丙巻が東京国立博物館、乙・丁巻が京都国立博物館に寄託されています。
湛慶作の、木彫りの狗児(重文)
紙本著色明恵上人樹上坐禅像(国宝)の複製が掛けられています。
明恵上人は二股に分かれた一株の松を「縄床樹」と名付け、常々そこで坐禅入観されたそうです。
南縁
東北の角に風鐸が。
石水院の全体を写真に撮ることはできません。
お寺のパフレットの写真をお借りします。
裏参道へ。
こちらの・・・
屋根が素敵。
吾妻屋
表参道の菱形の石畳・茶園については、2013年5月の日記をどうぞ。
書置きの御朱印をいただきました。
本日の歩数 9328歩・歩いた距離 6.3km・上った階数 19階
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