岐阜県揖斐町、谷汲山 華厳寺(けごんじ)
西国三十三所第33番札所
宗派:天台宗 創建:延暦17年(798年) 開山:豊然上人
ご本尊:十一面観世音菩薩 ご真言:おん まかきゃろにきゃ そわか
町営駐車場有(平日無料、正月・桜紅葉シーズン等は有料)
総門
車に乗ったまま、総門をくぐり
土産物店や飲食店などが立ち並ぶ参道を、約1km進むと仁王門があります。
早い時間は、仁王門横の無料駐車場に駐車可能です。
仁王門
境内図(クリックで拡大します)
放生池に地蔵堂
色鮮やかな衣を纏った金色の地蔵菩薩立像が拝顔できました。
緑いっぱいの気持ちのいい参道です。
茶所
塔頭の一乗院
塔頭の法輪院
十王堂
閻魔さんや二人の書記官、奪衣婆、十王像などが祀られています。
地獄の裁判官たちとは思えない、とても可愛らしい像です。
羅漢堂
豊川分霊吨枳尼真天堂
塔頭の明王院
阿弥陀如来坐像が祀られています。
焼香場
手水屋
一切経堂
英霊堂
三十三所堂
西国三十三所霊場の各札所のご本尊を模した、33体の観音像が祀られているそうです。
観音菩薩像と普賢菩薩像
本堂
外陣の絵天井
内陣に入らせていただき、読経しました。
秘仏の御本尊・十一面観音立像は、内々陣のお厨子に祀られています。
戒壇巡り@100円をしました。
階段を降りて少し進むと、全く何も見えない真っ暗闇です。
ご本尊の真下に、大きな数珠があり、数珠の上の錠前に触れると、
仏様とご縁が結ばれ、極楽往生が約束されるというものなのですが・・・
数珠には触れたのですが、錠前には触れられず(T_T)。
外陣の賓頭盧さん
向拝柱の左右にある銅製の「精進落としの鯉」を撫でて、巡礼中の精進を落とします。
鐘楼
阿弥陀堂
阿弥陀堂から見た本堂
聖天堂
笈摺堂(おいずるどう)
西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺、朱印帳等が奉納されています。
子安堂
堂内に小さな祠があり、子安観音像が祀られています。
向かって左側の赤い祠に
韋駄天さんでしょうか。
ぼけ封じ観音像
石段を上った先に
満願堂
納札はこちらで納めます。
ご本尊は像高215.7cmの十一面観音立像で、肩から下が拝見できました。
タヌキがたくさん。
満願堂から登山道を約1時間歩くと、奥の院がありますが、今回も断念。
本堂の近くまで戻り、境内の西側へ。
元三大師堂
内仏客殿
庫裏
本門
本堂の濡れ縁の小祠・苔ノ水地蔵尊などについては、2022年5月の日記、手水場付近のお庭などについては、2020年9月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。
当山では三つの御朱印をいただきます。
本堂は観音堂を表す「大悲殿」(現世)・「満願堂」(過去世)・「笈摺堂」(未来世)を意味しているそうです。
2010年10月から巡り始めた西国三十三所巡礼、6度目の満願(結願)です。
相方さま、本当にいつも感謝です!
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