美術館へと向かう道には、石風呂のようなものや
珍しい形の灯籠がたくさん。
チケットは、伊藤若冲の「鹿苑寺大書院旧障壁画 月夜芭蕉図床貼付」

企画展「若冲と応挙 I 期」が開催中。

第1展示室は『相国寺と若冲』
伊藤若冲の動植綵絵三十幅(国宝)の、コロタイプ複製画(原画は皇居三の丸尚蔵館収蔵)がずらり。
花や鳥だけでなく、昆虫や魚貝も描かれ、鮮やかな色彩は大迫力です。
展示室の一番奥に、絹本著色「釈迦三尊像」が安置されています。
もともとこの釈迦三尊像を荘厳するために、三十幅の動植綵絵は描かれたそうです。
第2展示室へと向かう回廊には、中庭がありました。
第2展示室は『応挙の画技』
重要文化財の「七難七福図鑑」三巻(天災巻・人災巻・福寿巻)が、
依頼者の祐常によって描かれた下絵とともに、一挙に公開されています。
円山応挙といえば、可愛らしい狗子図のイメージが強かったので、
「七難七福図鑑」はかなり衝撃的でした。
不動明王立像が祀られ、ご朱印もいただけるそうです。
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