香川県善通寺市、屏風浦 五岳山 誕生院 善通寺(ぜんつうじ)
四国八十八ヶ所第75番札所
宗派:真言宗善通寺派(総本山) 創建:大同2年(807) 開山:弘法大師 開基:佐伯善通公
ご本尊:薬師如来 ご真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
駐車場@300円 前回の参拝は、2020年2月です。
駐車場に、空海記念碑
交通安全祈祷殿「まおてらす」が出来ていました。
約45,000㎡の広大な境内は、伽藍と称される「東院」、誕生院と称される「西院」の二院に分かれています。
境内図
済世橋を渡り
正覚門を通って、いったん境内を通り過ぎ、東院の南大門を目指します。
南大門
屋根の上に四天王
2023年11月の土日は、五重塔(重文)の初層と第二層が特別公開中(通常はGWのみ公開)!
拝観料@300円を納め、初層に入らせいただきました(塔内は撮影禁止)。
心柱を取り囲むように、五智如来の内、4如来が祀られています。
白象にのる阿閦如来像、馬にのる宝生如来像、孔雀にのる阿弥陀如来像、迦楼羅にのる不空成就如来像を拝顔させていただきました。
中尊の大日如来像は5層の厨子内に祀られ、非公開です。
塔の中心・心柱は「懸垂工法」がとられ、地面から浮いています。
建立時は1m浮いていたそうですが、現在は6cmで、あと数年で地面に着くそうです。
ちょっと怖い梯子を上り、第2層目から塔の外に出て、
塔の周囲をかがみながら歩いて一周♪
境内を見渡すことができました。
五重塔から見た南大門です。
金堂前の、子授修行大師像
金堂(重文)
内陣に入らせていただきました。
像高約3 mの御本尊・薬師如来坐像のすぐ近くで読経させていただきました。
納経時にいただいた御影です。
この日の夜、金堂の横でコンサートが行われるとのことで、準備されていました。
鐘楼
佐伯祖廟
佐伯明神(お大師様の父君・佐伯善通卿)と玉寄明神(母君・玉寄御前)がお祀りされています。
五百羅漢さん
中門
東院の釈迦堂・赤門・経蔵・龍王社・五社明神などについては、2019年9月の日記をどうぞ。
廿日橋がかかる極楽堀に、弁天社
西院の仁王門
手水場
香川県の四国霊場のうち、71~77番までの札所を1日で巡礼することを『七ヶ所まいり』と呼ぶそうです。
2023年11月3日~15日は、「七ヶ所まいり 花めぐり」開催中。
鐘楼
御影堂前回廊
彫刻が素晴らしいです。
御影堂の向拝に、賓頭盧さんと
向かい合わせの、元三大師像
御影堂(大師堂)
御影堂は弘法大師様がお生まれになった佐伯家の邸宅跡に建てられ、「弘法大師御誕生所」とされています。
拝殿と奥殿からなり、拝殿の外陣にて読経させていただきました。
宿坊・いろは会館に泊まって、参加させていただいた朝の勤行については、2019年9月の日記をどうぞ。
2023年10月30日~11月26日は「弘法大師空海御誕生1250年記念 御影堂奥殿再現御開帳」!
奥殿再現御開帳・戒壇巡り・宝物館拝観料@1000円を納め、まずは戒壇めぐりです。
真っ暗な地下を約100m歩きますが、全く何も見えないので、けっこう長く感じます。
途中、明るくなったところに祭壇があり、金剛界大日如来坐像がお祀りされ、再現されたお大師様の声が流れました。
宝物館については、2020年2月の日記をどうぞ。
渡り廊下を通り、奥殿再現御開帳が行われている聖霊殿へ。
50年に1度しか御開帳されない秘仏の目瞬大師画像が祀られているお厨子がパネルで再現され、その奥に・・・
まさに奥殿再現御開帳(〃▽〃)
中央に漆黒の木造弘法大師坐像(目瞬大師画像のお前立)が祀られ、その四方に色鮮やかな四天王像。
向かって左側の手前に降三世明王像、右側に愛染明王坐像が祀られています。
両界曼荼羅と、紙本着色弘法大師十二大弟子象も掛けられていました。
特別御開帳記念の御守と記念品をいただきました。
護摩堂
不動明王坐像が拝顔できました。
閻魔堂
西院の親鸞堂・ほやけ地蔵堂・聖天堂・御影池などについては、2019年9月の日記をどうぞ。
納経所にて、相方がいただいた御朱印
弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「四恩」と書かれています。
我々が平等に恩恵をうけている、父母の恩・衆生の恩・国王の恩・三宝(仏法僧)の恩を大切にしましょう。
私がいただいた重ね印と
「88記念カード」です。
限定3000枚の、弘法大師御誕生1250年記念特別御朱印「真魚」@500円も拝受すると
特典として、稚児大師の御影(ホログラム仕様)も下さいました(〃▽〃)
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