弥谷寺・四国八十八ヶ所71番(4巡目)

香川県三豊市、剣五山 千手院 弥谷寺(いやだにじ)
四国八十八ヶ所第71番札所
宗派:真言宗善通寺派 創建:天平年間(729〜749) 開基:行基菩薩 
ご本尊:千手観世音菩薩 ご真言:おん ばざら たらま きりく
前回の参拝は、2020年2月です。

以前は石段下の無料駐車場から歩いて登るか、有料のシャトルバスに乗って本坊前まで行くか(約370段をショートカット)・・・という選択肢があったのですが、シャトルバスの運行が中止になっていました。
代わりに車用の料金ゲートが出来ていて、裏参道自動車道@500円を通って中腹駐車場まで自家用車で行けるようになりました。
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※お寺のHPからお借りしました。

今回は時間の都合で、裏参道自動車道から参拝。
中腹駐車場から表参道に合流します。
手水場
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像高約6 mの金剛拳菩薩像(十六大菩薩最後の一尊)
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百八階段
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シャトルバスがなくなったので、この階段を上るのは必須になりました。

階段を上ったところに、小さな手水があり
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「七ヶ所まいり 花めぐり」開催中(11月3日~15日)。
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岩壁に、役小角像と五輪塔
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境内図
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まずは本堂を目指します。
多宝塔
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修行大師像が立つ石積みの石室は、経堂だそうです。
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鐘楼堂
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石段の途中に
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十王堂
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格子戸に貼られた紙の破れたところから、内陣を拝見(失礼!)すると、
中央に閻魔大王坐像と地蔵菩薩半跏像が祀られ、その左右に十王像と奪衣婆が祀られているのが拝顔できました。

十王堂の向拝に置かれた梵鐘
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観音堂
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聖観音菩薩像と西国三十三所観音が祀られているそうです。

石段の上に
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護摩堂
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岩窟の中に入って行くと奥は暗く、不動明王・弥勒菩薩・阿弥陀如来・道範上人の石像が祀られていますが、よく見えません。

護摩堂の右側、急斜面の上に鎮守堂(秘仏の蔵王権現を祀る)があるそうですが、今回も見逃しました・・・4度目(^_^;)

さらに上ります。
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薬師堂
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水場之洞窟
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真言の書かれた水経木を洗い清め願掛けする事(お水まつり)で、お地蔵さまが、霊山に住む神仏に願いを届けて下さるといわれています。 ※申込みは大師堂内の納経所にて
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阿弥陀三尊の磨崖仏
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最後の石段です。
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本堂
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向拝から内陣を拝見できるのですが、ガラスに反射してはっきりと見えません。
御本尊は千手観音菩薩立像で、脇侍は不動明王と毘沙門天。
納経時にいただいた御影です。
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ここから一気に下り、役小角像のところまで戻り、大師堂へと石段を上ります。
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大師堂の手前に大黒天さん
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靴を脱ぎ、堂内に入ります。
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納経所の奥が大師堂になっていて、秘仏の厄除大師像が祀られています。
さらに右側に回り込むと、少年期のお大師様が学問に励まれた「弘法大師御学問所」と呼ばれる奥之院の獅子之岩屋へと続いています。
手前の左右に祀られているのは、色鮮やかな増長天と持国天。
岩壁に摩崖仏が刻まれ、石造の厄除大師坐像・佐伯善通卿像(父)・玉依御前像(母)が安置されています。
そしてその手前に、弘法大師御誕生1250年記念として、木造の伝持の大師坐像(身代り厄除けの大師)が公開されていました。

大師堂と棟つづきで、鉄筋コンクリート造りの護摩堂があり、入口に賓頭盧さん
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護摩堂の奥までは行くことが出来ませんが、不動三尊像が拝顔できました。

仁王門・穴薬師堂・本坊・稲荷明神・大師堂の洞地蔵尊などについては、2019年9月の日記をどうぞ。

納経所にて、相方がいただいた御朱印
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弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「四恩十善」と書かれています。
四恩(両親・国・衆生・三宝)に感謝し、常に善行方便(十善)を廻らして生活に生かすことが大切。
善行方便をめぐらすとは、六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を常に心に持つこと。

私がいただいた重ね印です。
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「88記念カード」もいただきました。
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本日の歩数 12038歩・歩いた距離 8.2km・上った階数 28階

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