新西国霊場第17番札所
宗派:西山浄土宗 創建:大同元年(806年) 開山:延鎮僧都
前回の参拝は、2019年6月です。
山門前駐車場(最初の60分500円)に車を停めました。
境内図
山門の手前を左に進むと、滝と役行者像
不動三尊像
山門前に風神と雷神

山門
見上げると、干支の方位磁石
受付にて通常期入山料@500円(新緑・紫陽花・紅葉の季節は700円)を納めます。
手水場
「龍手水」
花手水は2017年に、当寺が手水鉢に花を浮かべたのが始まりで、花手水発祥の地といわれています。
(2018年4月に参拝したときは、残念ながら・・・)
鐘楼
本堂前には大きな狛犬

香炉に
十二支 (最近、ピンボケ写真が多すぎる・・・)
本堂
外陣で靴を脱ぎ、内陣へ上がらせていただきました。
御本尊は眼病に霊験あらたかと言われる、十一面千手千眼観音菩薩立像で、毎月17日と18日にご開帳されます。
この日は17日! ご本尊のすぐ前で拝ませていただきました。
像高は2mぐらいでしょうか。お厨子の中にお祀りされているので、腰から下は見えませんが、少しお鼻に特徴がありました。
脇侍は勝敵毘沙門天と将軍地蔵大菩薩像ですが、お厨子のガラスが反射して、よく見えませんでした。
後陣に周ると、キラキラした光背の裏側に、小さな菩薩や人物などが。
極楽・現世・地獄を表現されているのでしょうか?(未確認です)
本堂の横から出て、靴を持ったまま書院へと向かう回廊を通ります。
浄土苑
庭石は十三仏を表しています。
「庭手水」
玄関
恋手水
毎月17日の午前中だけ公開される、上書院@800円
足香をまたいで、室内へ。
映画「日本のいちばん長い日」のロケ地になったという部屋から見える、書院と本堂の屋根
机を置いて下さっていて、リフレクション写真を撮ることができます。
もみじの季節に来てみたいものですね。
階段箪笥を上って、2階へ。
浄土苑を見下ろして。
花手水の写真が美しいカレンダーをいただきました!

上書院の裏側に「琴手水」(水琴窟)
階段を上って、奥之院へ向かいます。
奥之院の裏に、鳥居と
眼力稲荷社と
愛染堂と、天邪鬼「あいりきさん」
奥之院
奥之院の御本尊・十一面千手観音菩薩立像も御開帳されていました。
向かって左側に色鮮やかな眷属二十八部衆像が。
観音講記念碑
窓の中に、弘法大師像
十三重石塔
正一位眼力稲荷社
一礼・二拍手・一礼で参拝するそうです。
弁天堂(淀殿弁財天)
弁財天のお前立として、淀殿の像が祀られています。
淀殿がここの水で顔を洗っていたといわれる湧き水。
中陽門
護摩堂と経蔵
地蔵堂
阿弥陀堂
こちらもお厨子の扉が開かれ、阿弥陀如来坐像が拝顔できました。
おひよけさま(休憩所)
風車がたくさん。
境内の南側へ。
修行大師像
像の前にお大師様の足形があり、四国八十八ヶ所霊場のお砂が敷いてあります。
履物を脱いで足形を踏み、「南無大師遍照金剛」と21回唱えれば、足腰が丈夫になるといわれています。
大師堂
独鈷水堂
用意して下さっている紙コップに、眼病平癒の霊水「独鈷水(おこうずい)」を柄杓ですくって入れ、その場で飲みました。
独鈷水を観音様にお供えしてから持ち帰り、観音様に祈願しながら目を洗うのが慣わしだそうで、持ち帰り用の容器も販売されていました。
いただいた御朱印です。

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