宗派:高野山真言宗 創建:延暦23年(804年) 開山:弘法大師
下の駐車場に、六本樹の丘があります。
みかん発祥の地だそうです。
五輪塔
こちらの石段は上らず、上の駐車場まで車で上りました。
手水場
蓮如上人ゆかりの名号堂
石段を上ります。
鐘楼(重文)
本堂(重文)
運よくご住職が本堂におられ、内陣に案内して下さいました(通常は予約要)。
ご本尊は秘仏の千手千眼観世音菩薩立像で、33年に一度御開帳(次は27年後)されます。
護摩壇の奥に祀られた、お前立の千手観音立像を拝顔させていただきました。
左右に小さな薬師如来像と大日如来像、脇檀に四天王と不動明王立像が祀られています。
弘法大師坐像は閉じられたお厨子の中で、毎年1月18日から2月24日までの37日間(空海が31歳の時、当山の瀧本にて御修行をされたと伝わる期間)ご開帳されています。
本堂と求聞持堂の間にあるお堂は、元は大師堂だったそうで、今は大きなお厨子に小さな如意輪観音坐像が祀られています。
如意輪観音様は弘法大師様の念持仏だそうです。
西国三十三観音像も安置されていました。
日本最古の求聞持堂(重文)
内陣の扉を開けてくださいました。2畳ほどの空間に仏壇が構えられ、
閉じられたお厨子に虚空蔵菩薩像が祀られています。
虚空蔵求聞持法(虚空蔵菩薩のご真言を100万回唱える)の修行を行う部屋で、その期間(約100日)は蕎麦粉と水だけで過ごすそうです。
貴重なお話をいろいろ聞かせていただき、ありがとうございました!!
求聞持堂の軒下に賓頭盧さん
本堂の西側に、裏見の滝があります。
不動明王尊
弁財天祠
この日は滝の水はありませんでしたが、雨上がりなどは滝の裏側から眺められるので、初代紀州藩主の徳川頼宣が「裏見の滝」と名付けたそうです。
石碑(詳細は不明です)
いただいた御朱印です。

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