新西国三十三所第18番・西国薬師四十九霊場第49番・びわ湖百八霊場第108番・ 神仏霊場巡拝の道第150番など。
宗派:天台宗(総本山) 創建:延暦7年(788年) 開山:伝教大師
諸堂巡拝料(東塔・西塔・横川共通券)@1000円
※車の場合は比叡山ドライブウェイ通行料が必要=3つのエリアを縦走すると2430円(JAF割引・HPに割引券あり)冬季は冬タイヤのみ通行可。
延暦寺とは、比叡山の山内に点在する約100ほどの堂宇の総称で、「東塔(とうどう」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の三つのエリアに分かれ、それぞれに本堂があります。
田の谷峠料金所から比叡山ドライブウェイを通り、まずは東塔エリアへ。
手水場
鐘楼 「開運の鐘」一打@100円
大講堂(重文)
内陣に入らせていただきました。
須弥壇中央に胎蔵界大日如来座像が祀られ、脇仏は少し小柄な普賢菩薩坐像と十一面観音菩薩坐像。
三躯ともよく似た、シュッとしたお顔立ちです。
内陣奥の左右に、比叡山で修行をされた各宗祖の尊像や、天台宗の高僧の坐像が安置されています。
日蓮(日蓮宗開祖)・道元(曹洞宗開祖)・栄西(臨済宗開祖)・円珍(天台宗の僧)・法然(浄土宗開祖)・親鸞(浄土真宗開祖)・良忍(融通念仏宗開祖)・真盛(天台宗の僧)・一遍(時宗開祖)です。
天台宗の開祖、伝教大師坐像はご本尊に一番近い須弥壇の脇に安置されています。
真言宗の弘法大師様は祀られていないので、いつもさみしい気持ちになります。。。
大黒堂
外陣に入らせていただき、三面出世大黒天尊を拝顔させていただきました。
正面のお顔の左右、耳の後ろに弁財天と毘沙門天のお顔があります。
文殊楼(重文) ※正面からの写真は撮り忘れ。真横からの写真です。
いつもは楼上に上がって、文殊菩薩騎獅像と四天王を拝むことができるのですが、
この日は上れなくなっていました(´;ω;`)
そしてここから石段を下りて、根本中堂に向かうのが正式だと思っていたのですが、
転倒防止なのか、通行できなくなっていました。
後刻、石段下から見上げて撮影。
根本中堂(国宝)
2016年からの修復工事中ですが拝観は可能です。
内陣は土間で、外陣より3mも低い位置にあり、3つのお厨子が離れた位置に安置されています。
中央のお厨子に秘仏のご本尊・薬師如来立像が祀られ、お前立の薬師如来立像を拝顔させていただきました。
修学ステージからのみ、撮影可です。
拝観券の写真です(修復前の根本中堂)

伝教大師童形像
参拝の途中ですが・・・一隅会館の地下にある鶴㐂そばにて
雪景色を見ながら、湯葉そばをいただきました。
湯葉がたっぷり (〃∇〃)
戒壇院(重文)
美しく塗り直しをされたようです。
ご本尊は釈迦牟尼仏ですが、内陣は拝見できません。
石段は通行止めで、脇の坂道を上りました。
鐘楼(重文)
水琴窟に注がれるお水が凍っています。
阿弥陀堂
外陣に入らせていただき、丈六の阿弥陀如来坐像を拝顔させていただきました。
法華総持院東塔
向拝からガラス越しに、胎蔵界大日如来坐像を中心に、五智如来像が拝顔できました。
西塔エリアへ移動します。
箕淵弁財天
椿堂
にない堂
阿弥陀如来坐像を祀る常行堂(重文)と
普賢菩薩坐像を祀る法華堂(重文)
恵亮堂
大楽大師(恵亮)が祀られています。
手水場
釈迦堂(重文)
外陣に入らせていただき、秘仏のご本尊・釈迦如来立像(重文)のお前立様と四天王像を拝顔させていただきました。
文殊菩薩・元三大師・山王七社・八所明神も安置されています。
横川エリアに移動しました。
龍ヶ池八大龍王社
横川中堂
外陣に入らせていただき、ご本尊の聖観音立像(重文)を拝顔させていただきました。
蓮の花は胸の中心近い位置に持たれています。
向かって右側の毘沙門天立像と左側の不動明王立像も拝顔させていただきました。
護法石
5分ほど歩いて、元三大師堂を目指します。
横川鐘楼(重文)
箸塚弁財天社
元三大師堂の門
手水場
元三大師堂(重文)
外陣に入らせていただきました。
元三大師像は秘仏ですが、右の脇陣に祀られた不動三尊像を拝顔させていただきました。
稲荷社
横川中堂まで戻り、石段を上って根本如法塔へ。
文殊楼・国寶館については2018年10月の日記、修理前の根本中堂と戒壇院・恵心堂の特別公開については2016年7月の日記、釈迦堂と瑠璃堂の特別公開については2020年11月の日記、無動寺谷の無動寺については2020年11月の日記、浄土院については2015年8月の日記、定光院については2013年1月の日記、坂本駅から歩いて上ったことについては2007年1月と2006年2月の日記をどうぞ~♪
比叡山ではたくさんの御朱印がいただけます。
2012年4月は、8ヶ所でいただきました。
本日の御朱印は、大講堂と

根本中堂でいただきました。

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