真言宗の勧学院・観智院

京都市南区、東寺の塔頭・観智院(かんちいん)
宗派:東寺真言宗(別格本山) 創建:延文4年(1359年) 開山:杲宝僧正
拝観料@500円(東寺との共通拝観券は割引あり)
前回の参拝は2017年9月です。

南門
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表門(西門)
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表門から入ると正面に、お大師様を祀る静観堂
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左側の庫裏から入ります。
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拝観受付(納経所)で、東寺で購入した共通拝観券を提示し、売店を通って客殿へ。
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客殿(国宝)  ※いただいたパフレットの写真です
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宮本武蔵筆といわれる床の間の「鷲の図」や、襖絵「竹林の図」が拝見できます。

建物の中は撮影禁止ですが、お庭はOKです。
客殿の前庭「涅槃禄-長者の庭-」
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隅の方に小さな修行大師像
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2017年に作り替えられる前は「五大の庭」でした。
五大の庭については、2013年5月の日記をどうぞ。

客殿と本堂の間に、庭園「四方正面の庭」
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本堂  ※いただいたパフレットの写真です
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手前の部屋の須弥壇に、ご本尊の五大虚空蔵菩薩坐像(重文)が横一列に祀られています。
五尊はそれぞれ蓮華座に結跏趺坐し、左から迦楼羅・孔雀・馬・象・獅子の上に座しておられます。
虚空蔵菩薩様はスラリとしたプロポーションで、鳥獣はとても大きくどっしりとしています。
象が一番小さい(・´艸`・)

真ん中の部屋には、眼力の強い愛染明王坐像が祀られ、頭上の獅子もぱっちりとした眼が印象的です。
奥の部屋は西向きに、阿弥陀如来坐像・弘法大師坐像・金剛界大日如来坐像・不動明王立像を安置。
不動明王立像は権現像のように斜めに傾き、剣を持たない右手を挙げておられる御姿で、とても気になりました。

書院には現代画家の浜田泰介氏による襖絵、「四季の図」が描かれています。
茶室「楓泉観」も残念ながら撮影禁止。
そしてこの茶室から眺めるお庭の写真は、撮るのを失念してしまいました(lll-ω-)ズーン

坪庭
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御朱印は、東寺の食堂にて手書きの御朱印をいただきました。(観智院様では書置きのみ)
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