大阪府池田市、大澤山 久安寺(きゅうあんじ)
西国四十九薬師霊場第18番・摂津国八十八所第67番・関西花の寺二十五霊場第12番札所
宗派:高野山真言宗 創建:神亀2年(725年) 開山:行基菩薩
入山料@300円 無料駐車場有
楼門(重文)
楼門は通り抜けできなくなっているので、横の小さな門を開けて入ります。
紫陽花の季節に歩いてみたい参道
境内図
本坊 (寺務所)
具足池
中央に小さなお大師さん (〃∇〃)
拝観受付(納経所)にて拝観料を納めます。
手水場
鐘堂
二打@100円(鐘の撞き方については、2019年5月の日記をどうぞ)
鐘堂の四隅には、楽器を奏でる雲中供養菩薩像のようなお姿が。
豊臣秀吉が座ったと伝わる「腰掛石」
もとはア字山の山頂にあったものだそうです。
薬師堂(瑠璃光殿)
中央の須弥壇に阿閦薬師如来立像が祀られています。
脇侍に絹本著色の日光・月光菩薩立像と、さらに左右を囲むように、絹本著色十二神将像。
お薬師様は小顔で下半身がふくよかです。
芳泉庭
仏足石
本堂
外陣に入らせていただきました。
ご本尊は秘仏の千手観音菩薩立像で、閉じられたお厨子の前にお前立のかわいらしい千手観音菩薩立像が祀られています。
厨子の左右を守る四天王像もほぼ同じぐらいの像高。
向かって左側の脇陣に不動明王像、右側の脇陣に弘法大師坐像が安置されていました。
スリッパをお借りし、廻廊を通ります。
廻廊から見える、普供養の庭
三十三所堂
33mの須弥壇に慰霊壇が設けられ、その上に西国三十三所霊場の各札所本尊を模した観音像が祀られています。
三十三所堂のちょうど中央に、収蔵庫を兼ねた阿弥陀堂(三十三所堂の奥にある)への出入口があり、この日は閉じられていましたが、阿弥陀堂に祀られている阿弥陀如来坐像(重文)のお写真が飾られていました。
阿弥陀堂は8月を除く毎月15日の14時から15時までご開扉されるそうです。
廻廊を通って、御影堂へと向かいます。
廻廊の下をくぐると、1周約1kmの弥勒山めぐり(四国八十八ヶ所のお砂踏み回峰行コース)ができます。
御影堂(遍照殿)
外陣の長押の上に、雲中供養菩薩像。
重厚な扉の奥、宮殿型のお厨子の中に、黒い弘法大師坐像が祀られています。
眼光が鋭く、たくさんの数珠を持たれた御姿。
この日の14時から初大師のご法楽が行われたそうです(私たちが参拝した少しあと)。
境内の奥の方へ。
ア字山の山頂に
三光大善神を祀る三光社
石段を下り、元の道を戻ります。
修行大師像
愛宕地蔵尊
本堂裏の、庭園「虚空園」
バン字池を中心に作庭された池泉回遊式庭園です。
地蔵堂(霊園事務所)
美しい衣をまとった地蔵菩薩立像が祀られています。
かわいらしい童像に囲まれた、行基菩薩像
嬉しそうですね (〃∇〃)
弁財天尊
仏塔・舎利殿涅槃堂
6.4mの釈迦涅槃石像が安置されています。
手を触れるのも、写真撮影もOK。
2本の柱に釈迦十大弟子像が。
北側は納骨慰霊堂になっています。
五輪塔の庭
こちらにもお大師さん
いただいた御朱印です。
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