京都大原・三千院

京都市左京区、魚山 三千院門跡(さんぜんいんもんぜき)
西国薬師四十九霊場第45番・近畿三十六不動尊霊場第16番・神仏霊場巡拝の道第106番札所
宗派:天台宗 創建:延暦年間(782年~806年) 開山:伝教大師
入山料@700円 民営駐車場多数有(1日300~500円)
前回の参拝は、2021年1月です。

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御殿門
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境内図
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拝観受付にて入山料を納め、大玄関から靴を持って入ります。
本日は大玄関の写真を撮り忘れたので、2014年4月の写真です(笑) ↓↓
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中書院には地蔵菩薩立像や小さな元三大師坐像が安置されたお厨子がありました。

中書院のお庭
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客殿内へ(写真は客殿の勅使玄関)
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絹本著色伝教大師坐像が掛けられています。

客殿の庭園「聚碧園」
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同じ場所で1992年1月に撮影した、相方と長男の写真♪
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客殿と宸殿を結ぶ廻廊に、「懺法洗心 清浄水」
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少しだけ階段を上って、宸殿(本堂)内へ。
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西の間は阿弥陀如来坐像と、歴代ご住職のお位牌が祀られています。
中の間には、秘仏のご本尊・薬師瑠璃光如来像が安置され、お前立の金色に輝く薬師如来立像と脇侍の日光・月光菩薩立像が拝顔できました。
東の間は天皇陛下をお迎えする玉座が設えられています。

宸殿より往生極楽院にかけて広がる庭園「有清園」
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わらべ地蔵さんに癒されます (〃∇〃)
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往生極楽院(重文)
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外陣から近い位置の低い須弥壇に、阿弥陀三尊像が安置されています。
阿弥陀如来坐像(国宝)の像高は232cmで、なんとも優美な御姿。
光背が納まるように、舟形に折り上げられた天井が特徴的です。
脇侍の観音菩薩坐像(国宝)と勢至菩薩坐像(国宝)は像高約130cm、膝の間を開いて少し前屈みに跪く「大和坐り」で、往生者をお迎えするその一瞬を表しているといわれています。

朱雀門
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石段を少し上がった鳥居の奥に
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弁財天像と手前の祠に宇賀神(白蛇)様
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金色不動堂
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ご本尊は秘仏の金色不動明王立像で、毎年4月に行われる不動大祭期間中、御開帳されるそうです。
お前立の金色不動明王立像を拝顔させていただきました。
毎月28日は祈願成就の護摩供養が行われますが、特にこの日は不動初縁日。
「千日参りの日」と称され、千日参拝したのと同じ功徳を授かり、一年間の開運が約束されるといわているので、堂内はたくさんの人。
私は遅れて行ってしまったので、向拝から静かに拝ませていただきました。

写経塔
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石段を上ると、境内の一番高いところに、観音堂があります。
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像高3mの金色の観音菩薩立像が祀られていました。

茶所
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「二十五菩薩慈眼の庭」
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律川にかかる橋を渡ると
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鎌倉時代作の阿弥陀石仏(売炭翁石仏)
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おさな六地蔵さん
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鳥を頭上にのっけてます(・´艸`・)
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西方門
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南門
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円融蔵(収蔵庫・納経所・売店)
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白鳳時代の様式を、鎌倉時代に忠実に再現したとされる木造・救世観音半跏像(重文)や、炎光背に包み込まれるような不動明王立像(重文)が安置されています。
往生極楽院の「舟底天井」を赤外線カメラを使って調査し、創建当時の顔料のまま、原寸大で極彩色に復元されたものも展示されています。

秋の三千院については2019年11月の日記、春の三千院については2014年4月の日記をどうぞ。

いただいた御朱印と
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購入した御朱印帳@1500円です。
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