近畿三十六不動尊霊場第19番・神仏霊場巡拝の道第115番札所
宗派:天台宗 創建:久安6年(1150年) 開山:伝教大師
拝観料@600円 無料駐車場有
前回の参拝は、2013年8月です。
とても大きな楠が出迎えてくれます。
表門
宸殿・大玄関・長屋門等は、2022年から屋根の葺き替え工事中(宸殿内の拝観は可)
華頂殿の玄関にて拝観料を納め、御朱印帳を預けました。
境内図

華頂殿(客殿・白書院)
三十六歌仙額絵と、キーヤンこと木村英輝氏奉納の蓮の襖絵が60面♪
この蓮の襖絵が好きで、2013年からずっとスマホの待ち受け画面に使わせてもらっています。
ここから眺める庭園「相阿弥の庭」がいいですね~。
小御所
渡り廊下の横には豊臣秀吉が奉納した「一文字手水鉢」があります。
本堂
西側が正面で、お厨子に秘仏のご本尊・熾盛光如来曼荼羅(しじょうこうにょらいまんだら)が祀られています。
熾盛光如来曼荼羅は約2m四方の掛け軸で、中心に熾盛光如来を表す種子「ボロン」が描かれ、「ボロン ボロン ボロン・・・」とお唱えするそうです。
お厨子の前にお前立として、本翡翠製の宝珠が安置され、中央に「ボロン」という種字がプラチナで描かれています。
本堂の東側(裏陣)は、中央に絹本著色不動明王ニ童子像の複製写真が安置されています。
国宝の原本は、飛地境内の将軍塚に安置されています(秘仏)。
向かって左側の脇壇に木造の不動三尊像、右側に薬師如来像と日光・月光菩薩像、十二神将像が祀られていました。
本堂の裏側に、2021年に建立された聖天堂
十一面観音立像と、歓喜天様を祀る二つの円柱型厨子が安置されています。
宸殿
東の間に、元三大師像(慈恵大師)と慈鎮和尚像が祀られています。
中央の間には、天皇及び歴代門主の御尊牌が祀られ、西の間に濱松図襖(重文)。
チラリと左近の桜と右近の橘が見えました。
宸殿と大玄関の間の、孔雀の杉戸絵
大玄関には黒田正夕氏筆の襖絵「日月松桜百鶴図」と、孝明天皇ご使用のお輿。
華頂殿まで戻り、お庭を散策させていただきます。
こちらをくぐっていくのが、いい感じ♪
庭園「相阿弥の庭」
叢華殿(非公開)
小堀遠州作の庭園「霧島の庭」
霧島つつじが沢山植えられています。
九重石塔
茶室「好文亭」
上村淳之筆の花鳥図障壁画があり、毎年春と秋に特別公開されているそうです。
鎮守の日吉社
稲荷社・秋葉社
ここから見えた華頂殿
宸殿の前庭を通り、出口に向かう途中、鐘楼がありました。
四脚門
親鸞聖人童形像
親鸞聖人歌碑
「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
境内の北側に、植髪堂
中央のお厨子に植髪の親鸞聖人8歳像が祀られ(秘仏?)、お厨子の前には阿弥陀如来立像がお祀りされています。
向かって左側に安置されているのは、漆黒の親鸞聖人12歳像。肩に白い袋をかけておられます。
お堂の階下は永代供養の納骨壇になっているそうです。
親鸞聖人の髪が納められた遺髪塔と鹿の石像
線刻の子授観音像
秋のライトアップについては、2011年11月の日記をどうぞ。
いただいた御朱印です。

飛地境内の将軍塚(東山山頂)へ向かいます♪
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