円空仏がいっぱい♪

大阪市阿倍野区、あべのハルカス美術館へ。
『開館10周年記念 円空 ―旅して、彫って、祈って―』
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修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。
生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。
謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。
本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります。(展覧会概要より)


第1章 旅の始まり
とても大きな吽形の金剛力士立像が出迎えてくれました(写真撮影可)
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円空さんが仏像を彫り始めたころの作品は、後期のものより細かく彫られています。

第2章 修行の旅
奈良県の栃尾観音堂に安置されている護法神像と再会できました!
髪を逆立てて、ちょっといたずら小僧のようなお顔立ちがなんとも言えません。
大般若経などは、三重県の自治会が所蔵されているのに驚きました。

第3章 神の声を聴きながら
​埼玉県の小淵山観音院の聖観音立像と脇侍の不動明王立像と毘沙門天立像がめっちゃ印象に残りました。
毘沙門天さんは頭上に大きな龍をのせています。
蔵王権現立像が大好きになりました♡
小淵山観音院さまでは7躯の円空仏を毎年5月3~5日の3日間だけ御開帳されているそうなので、こうして拝見できたのは、とても貴重で感激しました。
栃木県清滝寺の不動三尊像も可愛らしい。

第4章 祈りの森
このコーナーは岐阜県・千光寺所蔵の仏像がほとんどで、写真撮影OKの仏像が多かったので、嬉しかったです!

両面宿儺坐像
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観音三十三応現身立像
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不動三尊像
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狛犬
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賓頭盧尊者坐像
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みんなとても優しい。。。

第5章 旅の終わり
円空さん晩年の作。
十一面観音像と、脇侍に善女竜王像&善財童子像の組み合わせが多かったです。
近畿地方では、不動明王と毘沙門天 or 雨宝童子と難陀龍王などが多いので、岐阜県の特色でしょうか。

円空さんに癒されまくりでした (〃∇〃)

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