四国八十八ヶ所第86番札所
宗派:真言宗善通寺派 創建:推古33年(625) 開山:凡園子尼 開基:藤原不比等
ご本尊:十一面観世音菩薩 ご真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
仁王門

境内図 ※納経所は庫裏の奥に変わっています
手水舎が新しく出来ていました。
鐘楼堂には近寄れません。
五重塔
胎蔵界大日如来坐像を安置。
奪衣婆堂
向拝からガラス越しに、奪衣婆座像と脇侍の地蔵菩薩像・太山府君像(中国の泰山の神)が拝顔できました。
奪衣婆堂があるのは、ここだけかも?!
本堂(重文)
内陣はよく見えません。
ご本尊は秘仏の十一面観音立像(重文)で、脇侍は不動明王立像(重文)と毘沙門天立像(重文)です。
毎年7月16日(海女の命日)と17日(観音様のご縁日)の午前に御開帳されます。
納経時にいただいた御影です。

大師堂
お大師様のシルエットが拝見できました。
1月1日~3日、7月16日・17日は内陣に入らせていただけます。
内陣拝観については、2020年1月の日記をどうぞ。
大師堂の裏にある不動堂
本堂裏には、たくさんの石像が。
三尊仏(観音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来)
閻魔堂
スイッチをつけると、十一面閻魔大王座像と司録・司命像がライトアップされて、はっきりと拝顔できました。
三社
地蔵尊
納骨堂
薬師堂は修復工事中でした。
書院の門
宝物館と書院の間を入って行くと、曲水式庭園があります。
書院の前庭「無染庭」は 重森三玲氏による作庭です。
境内の北西部に、海女の墓が約20基
志度町は、「海女の玉取り伝説」の舞台となった地で、海女の墓は藤原房前が母のために建立したと言われています。
弁財天堂
境内にはたくさん水仙の花が咲いていました。
納経所にて、相方がいただいた御朱印

弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「補陀落渡海」と書かれています。
南方にあるといわれる補陀落浄土を目ざして海を渡ろうとする信仰・修行のことで、平安時代から江戸時代にかけて、那智や室戸・足摺などから小舟が出帆しました。
志度寺は、蘇生信仰につながる「死に渡る」「彼岸に渡る」の願いが寺名となっています。
※補陀落渡海船は、和歌山県の補陀洛山寺に復元舟が保存されています。
私がいただいた重ね印です。

「88記念カード」と

「讃岐二十三カ寺 光明真言曼荼羅」の記念シールもいただきました。

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