香川県高松市、成田山 聖代寺(しょうだいじ)
四国三十六不動霊場第36番札所
宗派:真言宗善通寺派 開基:西行法師
鳥婆計童子像
お迎え童子は、鳥婆計童子です。
鐘楼
十二支守本尊
三十六童子像
本堂
本堂の玄関に入ると、中から扉を開けて下さり、内陣に入らせていただきました。
中央奥の須弥壇に、煤で真っ黒になった不動明王坐像が安置されています。
両脇に祀られた小さなセイタカ・コンガラ童子像も真っ黒です。
さらにその左右には、素木の八大童子像が祀られていますが、
毎月4度、護摩供養が行われているので、そのうち黒くなっていくのでしょうね (〃∇〃)
向かって右側の脇壇には、長い耳の弘法大師坐像と布袋尊が安置されていました。
不動明王像の背後に、五大明王のうち四明王の仏画が祀られています。
内陣の柱の手前にも、四明王が描かれた行燈が。
そして外陣の長押の上に、雲中供養菩薩が描かれています。
これらの仏画は、全て扉を開けて下さった女性(ご住職のお母さま??)が描かれたそうです。
御朱印を待つ間、本堂の玄関を見上げると、曼荼羅のような絵が。
「満瓶」という作品で、よく見ると小さく鳥獣戯画のウサギとカエルや、龍なども描かれています。
宇宙を感じる素晴らしい作品ですね!!
そして三十六童子像
あれ?
「今年からいただける、童子カラー御影とそっくり!
もしかして、こちらも描かれたのですか?」と尋ねると
天井画も、童子像もすべてこちらの女性が描かれたのだそうです。
とてもニコニコ、シャキシャキとお元気な方なので、お歳をきいて仰天しました。
米寿だそうです(*^-^*)
帰宅してから調べてわかったのですが、
女性は山口恵照様という仏画の先生で、令和5年に開創された『四国阿波八供養菩薩霊場』のご本尊の御影も、山口恵照先生が描かれたそうです。
境内の奥に、
大本山成田山新勝寺のご本尊の分身像「身代り厄除け不動尊」と
七福神が祀られていました。
春は100本余の染井吉野が咲き誇り、終わるころには鬱金桜や御衣黄桜が咲くそうです。
いただいた御朱印です。
三十六童子の種字御影と
山口恵照先生が描かれた、開創36周年記念の童子カラー御影(各寺院1000体限定)と、
お菓子と絵ハガキを3枚も下さいました。
そして元気もたくさんいただきました。
ありがとうございました!!
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