奈良県宇陀市、宀一山 室生寺(べんいちさん むろうじ)
西国四十九薬師霊場第8番・大和北部八十八ヶ所奥之院・役行者霊蹟札所・神仏霊場巡拝の道第36番
宗派:真言宗室生寺派(大本山) 創建:白雉31年(680)) 開基:天武天皇 開山:役小角
入山料@600円(JAF割引△100) 寶物殿@400円
前回の参拝は、2020年11月です。
太鼓橋を渡り
本坊の前を右折
受付にて入山料・寶物殿拝観料と、金堂特別拝観料@500円を納めました。
境内図
仁王門
バン字池(梵字のバン=大日如来の種字)
手水場
鎧坂の途中、左に入ったところに弁財天社
鎧坂(石段)を上ります。
天神社の拝殿
天神社
拝殿の左側に・・・軍茶利明王?
弥勒堂(重文)
中央のお厨子に弥勒菩薩立像(重文)、向かって左側の脇壇に地蔵菩薩立像、右側の脇壇に神変大菩薩像が祀られているのが拝顔できました。
金堂(国宝)
屋根には覆いがかけられています。
2024年3月30日~5月6日は特別拝観期間ということで、礼堂(外陣)に入らせていただき、正堂(内陣)のすぐ手前から拝ませていただきました。
なんとスマートフォンのみ堂内の撮影OK!
向かって左から文殊菩薩立像(重文)・釈迦如来立像(国宝)・薬師如来立像(重文)
手前に十二神将立像のうち6躯(重文)が安置されています。
釈迦如来立像の光背には、七仏薬師が描かれていることから、元は薬師如来として造立されたようです。
以前は金堂内に十一面観音立像と地蔵菩薩立像も横一列に安置されていたので、お堂が広くなったように見えました。
石段を上り
灌頂堂(本堂、国宝)
外陣に入らせていただきました。
内陣中央のお厨子に、六臂の如意輪観音坐像(重文)が祀られています。
薄く目を開けた男性的なお顔立ち。
修円僧都の御廟
五重塔(国宝)
高さは約16m。
国宝・重文指定の木造五重塔で、屋外にあるものとしては日本最小だそうです。
薬師堂
奥之院へ向かいます。
仁王門からここまで約300段、奥之院まではあと400段上ります。
無明橋
手水鉢
ここからは気合入れて上りますよ~。
懸造りの常燈堂が見えてきました。
常燈堂(位牌堂)
奉納された地獄図
諸仏出現岩の上に立つ七重石塔
御影堂前の香炉
御影堂(重文)
秘仏の弘法大師坐像は、毎月21日に御開帳されます。
最後に仁王門の外にある寶物殿へ。
手前の部屋に、地蔵菩薩立像(重文)・十一面観音立像(国宝)・釈迦如来坐像(国宝)、
その前列に十二神将立像(重文)の6躯が祀られています。
こちらの十一面観音様、とてもかわいらしくて大好きなんです。
光背の模様もとてもオシャレで素敵♪
十二神将さんは頭上にチョコンとのせた干支の動物がよく見えました。
奥の部屋は、金剛界と胎蔵界の曼荼羅が掛けられ、絹本著色の月天・日天・毘沙門天像、
宝篋印塔型舎利厨子などが公開されていました。
奥之院にていただいた御朱印と
金堂にていただいた、懐中御守護(国宝釈迦如来立像の御影)のお守りです。
本日の歩数 9351歩・歩いた距離 6.6km・上った階数 62階
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