和歌山県高野町、高野山 金剛峯寺(こんごうぶじ)
宗派:高野山真言宗(総本山) 創建:弘仁7年(816) 開基:空海
西国三十三所特別札所・神仏霊場巡拝の道第13番
前回の参拝は、2021年8月です。
いつもは日帰りですが、今回は初めて宿坊に泊まり、2日間かけてゆっくり参拝させていただきます♪
龍神スカイラインの手前で早めの昼食をとり、高野山のほぼ中央に位置する宿坊の駐車場に車を置かせていただき、まずはバスで大門へ(高野山内を走る「南海りんかいバス」は、クレカのタッチ決済可)。
小雨の降る1日目は主に高野山の西側を、大門から徒歩で巡りました。
山内は「一山境内地」で、高野山の至る所が金剛峯寺の境内地です。
マップ(クリックで拡大します)

高野山は標高約800mの山上盆地で、到着した時は電光掲示板に「気温14℃」が表示されていました(大阪より約6度低い)。
大門(重文)

大門から東に向かって歩いていきます。
バス停「弁天前」近くに、祓川弁財天(児童公園内の山の中腹)
バス停「愛宕前」近くに、湯谷弁財天
この次に壇上伽藍(金堂・根本大塔・御影堂など)を参拝しましたが、2日目にも参拝したので、お天気の良かった2日目の日記で書きます。
蛇腹道
六時鐘楼(重文)
午前6時から午後10時まで、偶数時に12回ずつ一日計108回撞かれています。
金剛峯寺本坊
2024年1月、金剛峯寺本坊の12棟が重要文化財に指定されました。
山門(重文) かご塀も重要文化財です。
案内図
経蔵(重文)
鐘楼(重文)
大主殿及び奥書院(重文)
大玄関と小玄関
拝観入口から入ると、大玄関の中に降りることが出来るようになっていました。
拝観料@1000円を納め(クレカのタッチ決済可)、主殿の廊下から大広間と持仏間を拝見させていただきました。
持仏間には秘仏の弘法大師坐像が祀られています。
別殿へ続く渡り廊下から見えるお庭
169畳の大広間・新別殿にてお茶をいただきました。
両界曼荼羅は、奉納された押絵曼荼羅です。
新別殿から別殿へと続く廊下
別殿から見る蟠龍庭(ばんりゅうてい)と奥殿と勅使門
雲海の中で向かって左側に雄、右側に雌の一対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されています。
奥殿の扉に彫刻された寺紋は、五三桐紋と三つ巴紋。
阿字観道場
渡り廊下を戻って、主殿の北側(書院上段の間)へ。
中庭
奥書院の庭
真然廟(重文)
土室(囲炉裏の間)
火袋の小棚に弁財天像、奥に弘法大師自筆の絹本著色愛染明王坐像が祀られています。
台所
煙抜き
食物保管庫棚の上部に和紙を垂らして、ネズミ等の侵入を防ぐ「ネズミ落とし」
大釜は1つで約7斗のお米を炊くことができるので、3つだと約2000人分の米を炊くことができるそうです。
会下門(重文)から出ました。
金剛峯寺本坊にて、相方がいただいた御朱印@500円と

私がいただいた重ね印@300円と

弘法大師御誕生1250年記念「特別御朱印」@500円です。

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