高野山・明王院(赤不動明王ご開帳)

和歌山県高野町、高野山 別格本山 明王院(みょうおういん)
近畿三十六不動尊霊場第35番札所
宗派:高野山真言宗 創建:弘仁7年(816) 開山:弘法大師

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山門
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手水場
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4月28日は年に一度の「赤不動大祭」の日。
13時からの法会後、15時頃までご本尊の赤不動様がご開帳されます。

法会までの間、庫裏にてお茶とお菓子をいただき、護摩木の申し込みをしました。
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本堂に行くと、外陣はすでに参拝客で満員です。
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僧侶の方々が全員、内陣に入られたあと、通路として開けていた場所に座らせていただきました。
本堂の内陣は左右に分かれ、向かって左側に不動明王立像が祀られ、その手前の護摩壇にて護摩供が行われています。
右側には閉じられたお厨子があり、その手前で6名の僧侶の方が約1時間、お経をあげたり、時計回りにぐるぐる歩きながら、声明を唱えられたり。

たくさんの散華が撒かれ、私も2枚いただきました。
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護摩供・法会のあと、ご住職がお寺の由緒や赤不動様のお話をされ、いよいよご開帳です❕
赤不動こと、絹本著色不動明王二童子像(重文)を間近で拝顔させていただきました。
全身が赤色の不動明王様は、斜め左向きの半跏像で、右手に龍が巻き付いた剣、左手に羂索を持たれたお姿。
二童子の配置は左右ではなく、向かって右側の下方に、縦に並ぶというレアな構図です。

赤不動は、智証大師(円珍)が修行中に不動明王の姿を感得し、自分の頭を岩に打ち付け、頭血を岩絵の具に混ぜて写しとられたそうです。
青不動(京都の青蓮院門跡)・黄不動(滋賀県の園城寺)とともに「日本三不動」と呼ばれています。

書き置きの御朱印@500円をいただきました。
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本日の歩数 17227歩・歩いた距離 12.4km・上った階数 10階

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