神仏霊場巡拝の道第37番札所
創建:天武天皇7年(678)
拝観料@600円 第1~第4駐車場は無料・一番近い第5駐車場は1回500円
前回の参拝は、2019年11月です。
参道沿いに、後醍醐天皇御寄進の石灯篭(重文)
境内図
手水舎
大鳥居
夫婦杉
石段の途中を右に進むと
むすびの磐座
岩を撫でて祈願します。
摂社の恋神社こと東殿(重文)
ご祭神は鏡女王・定慧和尚・藤原不比等です。
鏡王女は、藤原鎌足の正妻として幸せな生涯を送ったとされることから、えんむすびの神様といわれています。
参拝方法は、本殿正面から参拝し、次に時計回りに背後から参拝します。
ぐるりと回って正面にもどり、再び参拝します。
これを三度行うことで祈願が深まるそうです。
こちらが背後です。
如意輪観音堂
6月1日から7月31日まで開催される『観音講まつり』の期間中、談峯如意輪観音様がご開帳です。
堂内に入らせていただき、談峯如意輪観音坐像を間近から拝顔させていただきました(写真撮影可)。
談山神社は、神仏分離以前は「多武峯妙楽寺」という寺院でした。
今も残る唯一の仏像として、こちらの如意輪観音像を所蔵されています。
像高は約50cmで、とても美しい仏様 (〃∇〃)
右足の甲に大きな傷をお持ちで、足腰の病に霊験あらたかといわれています。
観音堂の奥に、三天稲荷神社へ向かう鳥居と出入口がありました。
山道を約250m(5分)歩くと
末社の三天稲荷神社
ご祭神は宇賀魂命・菅原道真・市杵島姫命です。
東殿まで戻ってきました。
石段を上ると、東宝庫(重文)と
春日神社
懸造の拝殿(重文)
東西透廊は北側に折れ曲り 本殿を囲むように建てられています。
拝殿内
東西透廊(重文)
本殿(重文)
主祭神は藤原鎌足公です。

拝殿の西側は、楼門(重文)に続いています。
手水舎
西宝庫(重文)
現存する世界唯一の木造十三重塔・神廟(重文)
日本銀行券で最後の乙号券20円札(現在は無効券)に、藤原鎌足公の肖像と十三重塔がデザインされています!

裏は、当社の拝殿です。

権殿(重文)
元は常行堂で、阿弥陀三尊像が安置されていましたが、明治の神仏分離令によって安倍文殊院に移され、現在は釈迦三尊像となっています。
龍神社
比叡神社(重文)と山神神社・稲荷神社
神明神社・杉山神社
石段を降りたところに、閼伽井屋(重文)
総杜拝殿(重文)
大きな福禄寿像が祀られています。
日本最古の総社といわれる総杜本殿(重文)
ご祭神は天神地祇と八百万神です。
妙楽寺の旧講堂・神廟拝所(重文)
壁面には羅漢と天女の像が描かれています。
藤原鎌足公の御神像と、勝軍地蔵像・藤原不比等像
狩野派による「秋冬花鳥図」
男性は右側の阿形、女性は左側の吽形の狛犬を撫でて、祈願します。

運慶作と伝わる鎌倉時代作の狛犬
池の中に
祓戸社
特別御朱印@500円をいただきました。

境内にあるお食事処(休憩のみの利用も可)、かたらいの杜にて昼食を。
三輪そうめん(温)と天ぷら@1000円です。
温かいそうめんも、美味しいですね♪
ドローン撮影された映像が流れていましたので、その画面をパチリ。
拝殿・東西透塀・本殿・楼門の屋根が密集しているのがわかります。
見飽きませんね (〃∇〃)
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