神仏霊場巡拝の道第62番札所
創建:仁治元年(1240)
茶室拝観は要予約@500円
「水無瀬駒発祥の地」の碑
将棋の駒の書体に「水無瀬書」というものがあるそうです。
公家の水無瀬家が4代にわたり、漆で駒銘を書いたもので、特に水無瀬兼成氏(水無瀬神宮13代目宮司)の書体は、美術的にも歴史資料的にも価値のあるもので、現在でも多くの将棋ファンに愛されているそうです。
神門
石川五右衛門が名刀を盗みに入ろうとしましたが、どうしても神門より前に進めず、改心して立ち去る際につけたといわれる手形が残っています。
網で覆われているので、よく見えません(^_^;)
手水舎
右側手前の鉢は、水みくじを浮かべるところです。
手水鉢には胡蝶蘭 (〃∇〃)
反対側にもきれいなお花が。
手水舎の奥に、大阪府内で唯一の名水百選に選ばれた「離宮の水」の水汲み場があり、行列ができていました。
取水時間は午前6時から午後5時(1回20㍑まで。何度並んでもよい)。
飲んでみると、まろやかな柔らかいお水です。
境内図

こちらの木の周りに
掛けられている筒は、「ことのは」(言の葉)@500円です。
心の内にある感情や気持ちを文字に書いて筒の中へ入れ、ここに掛けて祈願します。
神庫
拝殿
茅野輪(ちのわ)が設置され、6月中 茅野輪くぐりをするができます。
酷暑の夏を健康に過ごせるよう祈願しながら、8の字にくぐりました。
拝殿の木鼻
幣殿と本殿
主祭神は後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇です。
拝殿は北側に、庇状の張出しと神饌所があります。
客殿(重文)
豊臣秀吉からの寄進で、造営奉行は福島正則と伝えられています。
※向かって左側の建物は社務所
客殿の奥に、茶室「燈心亭」(重文)がありますが・・・
かすかに茅葺屋根が見えるだけでした(T_T)
事前に5名以上で予約すると、拝観可能だそうです@500円。
春日神社
柿本神社
星阪神社
稲荷神社
当社には神宝として、後鳥羽天皇宸翰御手印置文(国宝)と紙本著色後鳥羽天皇像(国宝)があり、どちらも京都国立博物館に寄託されています。
後鳥羽天皇宸翰御手印置文は、暦仁2年(1239年)、隠岐で19年を過ごされた後鳥羽上皇が、亡くなられる13日前に書かれた自筆の遺言状。
文面には上皇の手形が、鮮明に朱色で押されているそうです。
いただいた御朱印@500円です。

社務所の横に、ハートやお花などの形の飾りを準備して下さっていて、自分だけのご朱印を作れるスペースがありました。
拝殿前では7月から『招福の風-風鈴と風車の広場-』が行われます。
2024年7/27~9/1の土日祝は18時半~21時に「風と光と文化財の融合展」@500円が開催され、約1000個の風鈴等がライトアップされるそうです(昼間は無料)。
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