MIHO MUSEUMは、レセプション棟と美術館棟に分かれています。
駐車場からレセプション棟(当日券売り場あり)まで歩き、そこからトンネルと吊り橋を越えて美術館棟まで徒歩約5分。
往路はタイミングよく、無料の電動自動車に乗せていただき、復路は歩きました。
美術館棟は北館と南館があり、中央入口から入って、まずは北館の特別展へ。
2024年夏季特別展『奈良大和路のみほとけ-令和古寺巡礼-』
入館料@1300円(南館の「世界の古代美術コレクション」「ムレイハ古代アラビア海洋キャラバン王国 シャールジャの遺宝展」含む)

奈良各地の寺院に祀られている仏像と、たくさん出会わせていただきました。
法隆寺の観音菩薩立像(夢違観音・国宝)は、めっちゃ小さな水瓶を掌の下に持たれています。
文殊菩薩立像(重文)は、かなり上半身が長く、どこを見て文殊さんと思えばいいんだろう・・・(・´艸`・)
薬師寺の聖観世音菩薩立像(国宝)は、これまで何度か薬師寺東院堂にて拝顔させていただいたことがありますが、こんなに至近距離から360度拝ませていただくのは初めてです。
腰の後ろから膝のあたりまで、アクセサリーがぶら下がっていて、めちゃオシャレ。
像高が188.9cmでプロポーションが良く、モデルさんのようです♡
薬師寺の弥勒菩薩坐像(重文)は、積み木のような宝塔を持たれたお姿で、かなりのイケメン。
春日大社の「春日鹿曼荼羅」は、初めて拝見しました。
法徳寺の文殊菩薩坐像は五つの髻を結い、憤怒の表情をしているのですが、とてもかわいい♪
MIHO MUSEUM所蔵・新薬師寺の地蔵菩薩立像(重文)は、とてもきれいな截金細工の衣を纏い、胎内に納められた書に快慶の名前が見つかっています。
東大寺の弥勒菩薩坐像(国宝)は、お顔のパーツがどれも大きく、横から拝見すると首を前に出しておられるようです。
MIHO MUSEUM所蔵・興福寺の持国天立像(重文)は、彩色がよく残り、どこにも欠損がなく、今にも動き出しそうでした。
残念ながら、大安寺の馬頭観音立像は、後期の公開のためお会いできませんでしたが、
かなり見ごたえのある特別展でした。
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