神戸市灘区、摩耶山天上寺こと佛母摩耶山 忉利天上寺(とうりてんじょうじ)
神仏霊場巡拝の道第69番・摂津国八十八所第80番・新西国三十三ケ所第22番・西国愛染十七霊場第4番・関西花の寺二十五霊場第10番・神戸十三佛霊場第2番札所・神戸七福神(布袋尊)など
宗派:摩耶山真言宗(大本山) 創建:大化2年(646) 開山:法道仙人
入山料志納、掬星台天上寺前駐車場@500円
前回の参拝は、2023年12月です。
石段を上ります。
西山門
忉利天上寺さまのHPからお借りした境内図です。
漱水舎(手水)
天竺堂には、大理石造の摩耶夫人像が祀られています。
さらに石段を上ります。
門の手前で、入山料(志納)を納めました。
鐘楼
木鼻に花の彫刻
「華曼荼羅の鐘」
33種の花々が鋳込まれています。
摩耶夫人堂前に、「摩耶創生之庭」
摩耶夫人堂
向拝から内陣を拝見しました。
中央にご本尊・仏母摩耶夫人立像、左右に梵天・帝釈天立像が祀られています。
摩耶夫人の右脇下から誕生したばかりのお釈迦様は、合掌して摩耶夫人を見上げておられます。
権現社には、釈帝権現が祀られています。
延命大地蔵尊
金堂(本堂)
外陣に入らせていただきました。
内陣奥の大きなお厨子に、秘仏のご本尊・十一面観音菩薩立像と、脇侍の毘沙門天像・不動明王像が祀られています。
御開帳は33年に一度(前回は2019年)。
ご本尊にそっくりという掛け佛を拝見すると、十一面観音立像は本面の左右に大きく2面を持ち、4臂の御姿。
閉じられたお厨子の前に、色鮮やかな七観音が横一列に祀られています。
手前の中央に摩耶夫人、左右に愛染明王坐像と不動明王立像。
外陣に大黒天尊・布袋尊・釈迦如来坐像・廻り大師坐像が安置されていました。
当寺は昭和51年(1976年)の大火により七堂伽藍が全焼し、唯一 残った仁王門が「摩耶山歴史公園」にあるそうです。
仁王門で守護していた金剛力士像は、金堂内陣奥に安置されています。
金堂前の「仙人来朝之庭」
法道仙人石像
一願地蔵堂
子安蛙
密教学講伝所
金輪堂
外陣に入らせていただきました。
正面の須弥壇に、一字金輪坐像が祀られています。
向かって左側の授戒堂には、四面大日如来坐像、旧奥之院のご本尊・八日大師坐像と、弘法大師坐像も安置されていました。
出山(苦行を終えて山から出て来られた)の釈迦石仏と仏足石
お釈迦様は鬚や髪が伸びています。
弘法大師様の活眼石
御朱印@500円は、布袋尊でいただきました。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント