滋賀県大津市の三井寺こと、長等山 園城寺(おんじょうじ)
西国三十三所第14番・近江西国三十三所第5番・びわ湖百八霊場第6番札所・神仏霊場巡拝の道第147番
宗派:天台寺門宗(総本山) 創建:朱鳥元年(686年) 開基:大友与多王 中興:貞観元年(859年)智証大師(円珍)
御本尊:弥勒菩薩(西国札所本尊は如意輪観音) 札所本尊ご真言:おん ばらだ はんどめい うん
駐車料金@500円 入山料@600円 入山料・観音堂内拝・収蔵庫拝観セット券@1000円
前回の参拝は、2023年6月です。
仁王門(大門)
釈迦堂手前の、弁財天社
釈迦堂(重文)
内陣に入らせていただき、清凉寺式の釈迦如来立像を拝顔させていただきました。
向かって左側の脇陣に小さな智証大師像、右側に地蔵菩薩立像が祀られています。
境内図
手水場
鐘楼(重文)には、日本の音風景100選No.58「三井の晩鐘」
本堂前の「堂前灯籠」
金堂(国宝)
金堂全体の写真を撮り忘れ(^_^;) 2021年10月の日記をどうぞ。
外陣に入らせていただきました。
内陣の床は外陣より一段低くなっていて、瓦の四半敷きです。
ご本尊は絶対秘仏の弥勒菩薩像で、天智天皇の念持仏だったそうです。
後陣には円空仏や宝冠釈迦如来坐像など、たくさんの仏像が祀られていて、尊星王像も戻られていました。
金堂の案内板
金堂の西に接して建つ、閼伽井屋(重文)と「閼伽井石庭」
蟇股には左甚五郎作の龍の彫刻
岩組から霊泉が湧き出し、ボコボコと音が鳴っています。
智証大師像と両界大日如来像
教待堂
鎮守の熊野権現社
霊鐘堂
「弁慶の引摺り鐘」(重文)
一切経蔵(重文)
回転式の八角輪蔵が安置されているのですが、この日は扉が閉じられていました。
八角輪蔵などについては、2023年6月の日記をどうぞ。
三重塔(重文)
灌頂堂(重文)
灌頂堂の奥に、唐門(重文)と智証大師の御廟・大師堂(重文)
長日護摩堂
四脚門(重文)から唐院を出ました。
このあたり、よくロケ地に使われていますね。
村雲橋
五別所のひとつ、微妙寺
内陣に入らせていただきました。
帝釈天立像、西陣織で再現された十一面観音像と黄不動明王像が祀られています。
文化財収蔵庫
四頭身の十一面観音立像が愛らしいです。
ざくろを持ち子供を抱く訶梨帝母坐像や、八頭身の吉祥天立像も印象的。
天台大師像
三十三観音のひとつ、衆宝観音像
毘沙門堂(重文)
十八明神社(ねずみの宮)
石段を上ったところに、観音堂伽藍があります。
観音堂伽藍のうち、5棟の堂宇が2024年8月、重要文化財に指定されました。
鐘楼(重文)
手水場(重文)
観音堂(重文)
観音堂では、秋の特別公開として2024年10月5日~11月4日、ご本尊の脇侍・毘沙門天立像と愛染明王坐像(重文)がご開帳されています。
(11月9日~12月8日は金堂内陣が公開されます)
内々陣に入らせていただきました。
向かって左の脇陣に、不動明王立像・智証大師坐像・大黒天像が安置されています。
中央の閉じられたお厨子に、秘仏の御本尊・如意輪観音坐像(重文)が祀られ、美しいお前立様を拝顔させていただきました。
脇侍の毘沙門天立像と愛染明王坐像(重文)は特別ご開帳。
間近で拝顔させていただいたので、迫力がありました。
秘仏のご本尊・如意輪観音像の御開帳については2020年3月の日記をどうぞ。
購入した御影です。
百体観音堂(重文)
西国・坂東・秩父の百観音を祀るお堂ですが、現在、秩父三十四観音像は金堂内に遷座されています。
観月舞台(重文)
観月舞台の特別拝観などについては20022年5月の日記をどうぞ。
石段から見上げた観月舞台と百体観音堂
絵馬堂(重文)については、2019年5月の日記をどうぞ。
水観寺へと向かう石段の下に、浄妙坊を祀る祠
五別所のひとつ、水観寺は西国薬師四十九霊場第48番札所です。
中央のお厨子に、薬師如来立像が祀られ、
その左右に日光菩薩立像と月光菩薩立像、十二神将立像が勢ぞろいです。
向かって左側の脇陣に、智証大師像・不動明王立像・黄不動明王立像が祀られ、
さらに左側のお部屋には護摩檀があり、弁財天像・大黒天・毘沙門天が安置されています。
孔雀園・中坂世継地蔵尊などについては、2018年5月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に、重ね印@300円をいただきました。
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