京都市伏見区、醍醐山 醍醐寺(だいごじ)
世界遺産・西国三十三所第11番・近畿三十六不動尊霊場第23番・西国薬師四十九霊場第39番札所・役行者霊蹟札所・神仏霊場巡拝の道第126番
宗派:真言宗醍醐派(総本山) 創建:貞観16年(874) 開山:理源大師
ご本尊:薬師如来(西国の御本尊は准胝観音) 札所本尊ご真言:おん しゃれい それい そんでい そわか
駐車料金(5時間@1000円、以後30分ごと100円) 通常期拝観券(三宝院・伽藍のどちらか)@600円(西国の先達は伽藍のみ@400円)
共通券(三宝院・伽藍)@1000円 三宝院御殿特別拝観@500円
霊宝館@500円以上(文化財維持寄付金として)
前回の参拝は、2023年4月です。
総門
境内は醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広さがあり、伽藍は「下醍醐」と、山上にある「上醍醐」に分かれています。
上醍醐には、清瀧宮拝殿(国宝)・本殿・准胝堂跡(焼失前は西国三十三所の札所)・薬師堂(国宝)・五大堂・如意輪堂(重文)・開山堂(重文)などがありますが、けっこう気合のいる山登り(4年前の私の足で、上りに80分、下りに40分)なので、今回も下醍醐のみ参拝しました。
上醍醐については、2020年3月の日記をどうぞ。
三宝院の唐門(国宝)
三宝院については、2021年11月の日記をどうぞ。
西大門
金剛力士像(重文)
清滝宮拝殿
清滝宮本殿(重文)
上醍醐より分祀して1517年に創建されました。
准胝観音像と如意輪観音像が祀られているそうです。
五重塔(国宝)
塔の高さは約38m、初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、塔本体とは別に「絵画」として国宝に指定されています。
毎月29日の10時半と13時半から約1時間、塔内にて法要が行われ、写経奉納(奉納料@1000円)をすると、塔内を扉の外側から拝観することができるそうです。
鐘楼
金堂(国宝)
向拝からご本尊・薬師如来坐像(重文)と四天王立像を拝顔させていただきました。
日光・月光菩薩立像は花瓶に挿した枝葉の陰になって、よく見えません。
不動堂と柴燈護摩場の不動明王像
不動堂には3つの護摩壇があり、小さな不動三尊像が安置されています。
真如三昧耶堂
神変大菩薩像
弘法大師像と理源大師像を祀る祖師堂
日月門
鐘楼
観音堂
ご本尊は丈六の阿弥陀如来坐像で、その手前の閉じられたお厨子の中に、西国札所本尊の准胝観音菩薩坐像が祀られ、毎年5月18日を中心とした1週間ご開帳されます。
大黒天像・大日如来坐像・地蔵菩薩像なども祀られ、御朱印はこちらでいただきました。
購入した御影です。
弁天池越しに見た観音堂
弁天堂
「下醍醐」を出て、霊宝館へ。
本館と平成館は文化財維持寄付金(500円以上)が必要です。
本館では絹本著色の空海像・聖宝像、木像の虚空蔵菩薩立像(国宝)、快慶作と伝わる水晶宝龕入り木造阿弥陀如来立像などが公開されています。
平成館には「上醍醐」の五大堂に祀られていた五大明王像(重文)、薬師堂の薬師三尊像(国宝)、帝釈天騎象像(重文)、閻魔天騎牛像(重文)などが安置されていました。
仏像館は無料です。
アニメチックな五大明王像、美しい如意輪観音坐像、快慶作の不動明王坐像(重文)、 吉祥天女立像(重文)などが安置されています。
御朱印は軸装納経帳に、重ね印@300円をいただきました。
本日の歩数 12420歩・歩いた距離 8.3km・上った階数 10階
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