滋賀県近江八幡市、繖山 教林坊(きょうりんぼう)
宗派:天台宗 創建:推古天皇13年(605) 開基:聖徳太子
通常非公開
※開門日 緑の公開(4.5.6.10月の土日祝休日) 紅葉の公開(11月1日~12月15日の毎日)
無料駐車場有 拝観料(緑の公開@600円、紅葉の公開@1000円)
総門
表門までは少し歩きます。
勝軍地蔵尊
見上げると・・・
表門
書院の南玄関から入ります。
TVや映画のロケ地となった資料が展示されています。
境内図
境内を反時計回りに拝観させていただきます。
経蔵
至るところが苔生して、紅葉とのコントラストが美しいです(建物は本堂)。
仲良し地蔵さん
太子の説法岩の裏側
聖徳太子がこの上で瞑想したと伝わる「止観石」の上に、五輪塔が載せられています。
本堂
外陣に入らせていただきました。
撫で文殊菩薩坐像が出迎えて下さいます。
内陣は左右に分かれ、向かって左側に秘仏の願掛不動明王立像が祀られています。
この日は宮殿型のお厨子の扉が開かれ、特別御開帳されていました。
真っ赤な火炎光背を背負い、がっりとした体躯の御姿です。
右側の内陣には等身大の十一面観音立像と、脇侍に金剛力士像、手前に歓喜天様を安置する円柱型お厨子。
十一面観音様の光背は、今まで拝見したことがない形・・・うまく表現できませんが、お花がたくさんです。
脇陣の丸窓からは、ご本尊が祀られている霊窟が見えました。
内陣の裏側を通って、反対側の脇陣に入ると、そちらにも色鮮やかな十一面観音立像が祀られていました。
本堂を出ると、太子の説法岩(本尊霊窟)があり、伝聖徳太子作の御本尊・石仏赤川観音が祀られています。
書院
水琴窟
桃山時代の作庭「遠州庭園」
白洲正子氏が著書『かくれ里』の中で「石の寺」と紹介されています。
書院の中から撮影した「掛け軸庭園」
書院の1階には、釈迦如来坐像、聖徳太子十六歳像と二歳像などが祀られています。
こちらから書院の2階、さらに上の屋根裏へ。
狛犬さんと大黒天尊が祀られています。
おそらくお前立の大黒天尊と、ご本尊の大黒天尊。
そしてたくさん結ばれたおみくじ。
今までに拝見したことがない世界感でした。。。
御開帳だったので、お不動さんの御朱印@500円をいただきました。
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