筒川製糸工場慰霊の丹後大仏

京都府伊根町、日本遺産の史跡・丹後大仏
story#043 「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」の構成文化財

伊根の舟屋を観に行き、気になる案内図を発見。
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さっそく行ってみました。
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明治時代、筒川製紙工場は焼失し、莫大な損失を蒙りましたが、
役職員一同、一致団結して工場を復興させました。
大正8年、従業員慰労のため東京見物に出かけた際に、
猛威をふるっていたスペイン風邪に見舞われ、帰郷後42名の方々が亡くなりました。
工場長品川萬右衛門はその殉職者たちを慰霊するため、青銅製の露天大仏を建立しました。

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招魂碑
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当初は青銅製の大仏像でしたが、太平洋戦争の際に供給され、昭和20年に石造の大仏像が建立されました。
高さは台座を入れると約4m。
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