山城国最古の癒しの社・平岡八幡宮

京都市右京区、梅ケ畑八幡宮こと 平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)
創建:大同4年(809)弘法大師
本殿内陣「花の天井」春の特別拝観(2025年は3月14日~5月6日)@800円(宮司のお話・大福茶のお接待付)
参道脇に駐車可

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こちらの参道、最近は夜になると鹿の群れが闊歩するそうです(熊やハクビシンが現れたことも)。
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相撲場
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毎年10月上旬の日曜日の例祭のときに、「三役相撲」が開催されるそうです。

御神木のツブラシイ
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手水舎
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特別拝観の申込をしました。
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拝殿前にて、いろんな種類の椿や
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お葉つきイチョウ(葉に実がなるイチョウの変種)・ラピスラズリの原石・金魚葉椿の葉っぱを拝見。
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拝殿
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奉納された砥石の原石
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拝所と本殿
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本殿の周りには、いろんな種類の椿の樹があり、宮司さんがいろいろ説明して下さいます。
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ヤブ椿や侘助、錦魚葉椿は写真がうまく撮れず(T_T)

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山の神石(さざれ石)
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本殿右奥の鬼門除け
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モリアオガエルが産卵するので、蛇が出るそうです。

源為朝の試し石
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武内社
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本殿内陣に入らせていただきます。
御祭神は、誉田別命です。

豊臣秀吉が寄進した証として、懸魚に瓢箪の模様があります。
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蛙股には、修復された「琴弾き弁財天」
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内陣の天井には、文政10年(1827)に綾戸鐘次郎藤原之信が描いた極彩色の花絵が44面。
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扉は漆が塗りなおされ、錺金具なども新しく付け替えられています。
長押に描かれた「熨斗に包まれた椿」は、狩野派の絵師・山本探幽によるもので、
青色にラピスラズリが使われていることがわかり、美しく修復されています。

内陣のお厨子に、弘法大師が描いた秘仏の「僧形八幡神像」(弘法八幡神)が祀られ、
複製画が立てかけられていました。
平岡八幡宮は、約3km北にある神護寺の鎮守として、僧形八幡神像をご神体として創建されたといわれています。
神護寺の境内はどれだけ広大だったのでしょうか。。。

宮司さんの【神道は宗教ではなく文化】というお言葉が心に残りました。

貴布弥社
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若宮社
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梅干しと結び昆布の入った「大福茶」をいただきました。
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社務所の門
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社務所の縁側から
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栗山工房さんが奉納された和染紅型の「百椿図屏風」を拝見。
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宮司さんが作られた、白椿を包む熨斗
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白椿(一水椿)
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願い事をすれば、一夜で咲き誇り、願いが叶うといわれています。

書置きの御朱印@300円をいただました。
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