宗派:天台宗 創建:養老2年(718) 開基:仁聞菩薩
無料駐車場有 拝観料@500円 ※雨天時は大堂内拝不可
石段の下に、十王石殿
六面石幢(せきとう) ※石燈籠に似ていますが、火袋なし
仁王門

仁王門を入った右側に受付があり、拝観料を納めると
「本堂解体修理記念 本尊不動明王御影」を下さいました。

人懐っこい猫がいました。
本堂
平成30年度から全解体による保存修理が行われ、令和8年度末に完了する予定だそうです。
チラッとシートをめくって覗いてみました。
仮本堂
向拝から内陣を拝見させていただきました。
中央に護摩壇があり、その奥に阿弥陀如来坐像が祀られています。
不動明王立像・元三大師像・薬師三尊像などを拝顔させていただきました。
石段を上って、富貴寺大堂(国宝)
屋根の瓦は、上方が細く下方が太くなった「行基葺き」
お堂の裏側に入口があります。
外陣に入らせていただきました。
内陣の中央に、四天柱で囲まれた須弥壇があり、中央に阿弥陀如来坐像(重文)が祀られています。
脇侍は直立姿勢の勢至&観音菩薩立像。
これまで脇侍の2躯は本堂に安置され、富貴寺大堂には阿弥陀如来坐像一躯でお祀りされていましたが、本堂の改修に伴い、期間限定で本来の三尊形式で拝ませていただくことができました。
須弥壇の基壇や柱、壁面には曼荼羅や菩薩像などが描かれ、極彩色の色彩の一部が残っています。
板絵著色阿弥陀浄土図(来迎壁)1面・板絵著色阿弥陀如来並坐像(内陣小壁)4面・板絵著色四仏浄土図(外陣小壁)4面は重文です。
実物大で忠実に再現されたものが、大分県立歴史博物館で展示されているそうです。
室町時代作の国東塔
八臂弁財天
白山社(六所権現社)
樹齢500年のいちょうの木
境内は国の史跡に指定されています。
石段の上に、薬師岩屋があるそうですが・・・
足元に不安を感じ、断念しました・・・
薬師岩屋の案内板
いただいた御朱印@300円です。

富貴寺さまには宿坊「旅庵蕗薹」があります。
富貴寺大堂で朝勤行と座禅が体験でき、お風呂は温泉。
豊後牛や、蕎麦職人でもある副住職が打つお蕎麦など、とても美味しいお食事がいただけるそうです。
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