超国宝-祈りのかがやき

奈良国立博物館へ。

奈良国立博物館開館130年記念特別展『超国宝-祈りのかがやき-』
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第1章 南都の大寺
法隆寺の広目天・多聞天(国宝)は、甲冑ではなく衣を身に着け、直立不動でかっこいい (〃∇〃)
百済観音(国宝)は、のちほど行った売店で、グッズがたくさん販売されている人気もの。
東大寺の重源上人坐像(国宝)はとてもリアルです。
林小路町自治会の弥勒菩薩立像がとても美しく、快慶の工房で作られたものかも・・・

第2章 奈良博誕生
奈良博覧会から、奈良博誕生の歩みにまつわる文化財が展示されています。

第3章 釈迦を慕う
東京の深大寺の銅造釈迦如来倚像(国宝)が拝顔できたのが嬉しかったです!
台座に腰かけ、両足を前に垂らした倚像は、白鳳時代によくみられる表現だそうです。

第4章 美麗なる仏の世界
私の最も好きな仏像、円成寺の大日如来坐像(国宝)を360度から拝見させていただき感動。
背中に金箔がたくさん残っています。
いつもより低い位置におられるので、足の裏もよく見えました。
9巻のうち4巻(ふたなり・眼病の治療・痔瘻の男・光州の女)が公開された「病草紙」(国宝)が面白かったです。
岐阜県・米振寺の絹本著色五大尊像(国宝)は、金剛夜叉ではなく、烏枢沙摩明王でした。
真言宗では金剛夜叉明王ですが、天台宗では烏蒭沙摩明王なんですね。

第5章 神々の至宝
石上神宮の七支刀(国宝)に感動しました。
西暦300年代に造られた鉄製の七支刀は、小さなライトに照らされ、文字がうっすらと見えます。
薬師寺の国宝・八幡三神坐像(応神天皇・神功皇后・仲津姫命)も素晴らしい。

第6章 写経の美と名僧の墨蹟
金剛峯寺の金銀字一切経(国宝)は一行ずつ金色と銀色の文字が並んでます。
福島県・龍興寺の一字蓮台法華経(国宝)は、文字の下に蓮台が描かれています。
金光明最勝王経 国分寺経(国宝)は、紫紙に金泥のとても美しい文字で書かれていて、うっとり (〃∇〃)

第7章 未来への祈り
京都市西京区、願徳寺の如意輪観音半跏像(国宝)と再会できました!
願徳寺さんでは正面から拝顔させていただきました。
絵葉書の写真で後姿を拝見し、その後姿が忘れられなかったのです。
こちらで360度から拝ませていただき、まさに夢がかなったような気持ちになりました。
とても背中のシルエットが美しく、ベルトのバックルのような模様もおしゃれ~♪
(5月20日からは中宮寺の如意輪観音半跏像と交代されます)

特別展を拝見したあとは、なら仏像館へ。

写真撮影OKの仏像も数躯ありました。
五大明王像
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伽藍神立像
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金峯山寺の金剛力士像
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見ごたえ満載でした~ (〃∇〃)

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