西国三十三所第33番・東海三十六不動尊 33番・東海白寿三十三観音 33番札所
宗派:天台宗 創建:延暦17年(798) 開山:豊然上人 開基:大口大領
ご本尊:十一面観世音菩薩 ご真言:おん まかきゃろにきゃ そわか
町営駐車場有(平日無料、正月・桜紅葉シーズン等は有料)
前回の参拝は、2023年9月です。
総門
季節や時間帯によりますが、車に乗ったまま総門をくぐり、
土産物店や飲食店などが立ち並ぶ参道を、約1km進むと仁王門。
※早い時間は、仁王門横の無料駐車場に駐車可

放生池に地蔵堂
色鮮やかな衣を纏った金色の地蔵菩薩立像が拝顔できました。
茶所
観音像が祀られています。
境内図
塔頭・一乗院
塔頭・法輪院
十王堂
可愛らしい色鮮やかな、閻魔大王と十王像が祀られています。
羅漢堂
豊川分霊吨枳尼真天堂

塔頭・明王院
阿弥陀如来坐像が祀られています。
焼香場
手水屋
手水屋を西へ。
魚籃観音像
参道に戻ります。
一切経堂
経典が収まっている輪蔵が拝見できました。
英霊堂
三十三所堂
内陣は拝見できません。
西国三十三所観音霊場の各札所御本尊を模した33体の観音像が祀られています。
本堂 ※納め札は満願堂で納めます。
内陣に入らせていただきました。
秘仏の御本尊・十一面観音立像は、内々陣のお厨子に祀られ、お前立様のシルエットがぼんやり見えました。
御本尊は御身に華厳経が書かれ、衣には三千仏像と諸仏の三昧耶形が描かれているそうです。
脇侍は不動明王立像と毘沙門天立像(重文)で、いずれも秘仏です。
毘沙門天立像は、京都国立博物館の特別展『聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-』にて、拝顔させていただいたことがあります。
内内陣の地下にある、戒壇巡り@100円をしました。
ご本尊の真下に、大きな数珠があり、数珠の上の方をまさぐると、
とても大きな錠前に触れることができました。
購入した御影です。

外陣の賓頭盧さん
石燈籠
鐘楼堂
石段の上に、阿弥陀堂と
十三重石塔
本堂の周囲に濡れ縁があり、東側には小祠が2つあります。
愛染明王坐像と大黒天尊など祀る祠と
持経観音半跏像が祀られている祠です。
本堂の裏側は扉が開かれ、金色の十一面観音立像と色鮮やかな四天王が拝顔できました。
本堂の奥に、苔の水地蔵堂
苔の水地蔵尊と、道破拾穀上人像、大黒天尊が安置されています。
本堂の西側の濡れ縁には
十一面観音立像が祀られていて、衣には華厳経が刻まれています。
御供所・聖天堂
笈摺堂
西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺、ご朱印帳等が奉納されています。
子安観音堂
子安観音坐像が祀られています。
堂前の小祠には、イケメンの韋駄天立像が。
白寿観音像
あと少し・・・段差が膝にこたえます(^_^;)
満願堂
納め札はこちらで納めます。
ガラス越しに、十一面観音立像を拝顔させていただきました。
約1.5kmの険しい山道を登るという奥の院は、やはり今回も断念。
こちらは位牌堂のようでした。
本堂に戻り、向拝柱の左右にある銅製「精進落としの鯉」を撫でて、巡礼中の精進を落としました。

境内の西側にある本坊の方へ。
元三大師堂
内仏客殿
元は学頭寺院の地蔵院だったそうです。
閉じられたお厨子の中に、地蔵菩薩像が祀られています。
庫裏
本坊の本門から出て、参道を戻りました。
御朱印は軸装納経帳に、重ね印@300円をいただきました。

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