聖徳太子霊跡第7番札所
宗派:曹洞宗 創建:用明天皇2年(687) 開基:聖徳太子
無料駐車場有 入山料@100円 内拝は別途@300円
山門前に「史跡 比曽寺跡」の石碑
当寺は古くは「比曽寺(比蘇寺)」と呼ばれ、大規模な薬師寺式伽藍を構えていました。
2万3千㎡の寺域は、「比曽寺跡」として、国の史跡に指定されています。
山門
左甚五郎作とされる猿
境内図
鎮守の天照大神社
中門の手前に、東塔跡と
西塔跡
西塔跡には五輪塔が。
東塔と西塔はどちらも三重塔で、東塔は滋賀県大津市の園城寺(三井寺)に現存しています。
下の写真は2023年6月、園城寺にて撮影した元・東塔(重文)です。
中門
回廊続きの東端に、鐘楼
庫裏にて内拝の申込をしました。
本堂前の石段脇に、獅子の飾り瓦
本堂
内陣に入らせていただきました。
中央に「放光樟像」といわれる、御本尊の阿弥陀如来坐像が祀られています。
欽明天皇14年(553年)、茅渟海(大阪湾)で光り輝く樟木の流木が見つかり、天皇は仏像を造らせました。今、吉野寺にあって光を放つ樟の仏像がこれである、と『日本書紀』に記されています。※奈良県公式HPより
像高は145cm、にっこりと微笑まれた、飛鳥仏らしい表情をされています。
近づいて拝見させていただくと、定印を結んだ両手の真ん中に、小さな仏様が (〃∇〃)
向かって左側の脇陣には、役行者坐像、十一面観音立像、文殊菩薩騎獅像が祀られています。
役行者像の足元には、素朴な小さな蔵王権現像。
十一面観音立像は奈良時代後期の作で、衣の裾にクルンと巻いた模様が確認できました。
頭部は損傷が激しく、鎌倉時代に補作されたため、国の重文指定にはならなかったそうです。
2026年は奈良国立博物館へ出展予定と仰られていました。
文殊菩薩騎獅像は衣の截金細工が美しく、裳階の帯結びが見え、肩に花びらをのせたようなデザインが印象的です。
当寺は平安時代には「現光寺」という寺名で、「現光寺絵巻(上・下巻)」が残されています。
絵巻の写真をファイルしたものを見せて下さり、薬師寺式伽藍配置の説明や、当寺のご由緒、参詣された皇室の方等のお話などを教えていただきました。
大絵馬
太子堂
聖徳太子十六歳孝養像が安置されています。
この日は内拝が叶いませんでしたが、宇賀神弁財天坐像、毘沙門天像なども祀られているそうです。
納骨堂
聖徳太子のお手植えと伝わる「壇上桜」と
松尾芭蕉の句碑「世にさかる(盛る) 花にも念佛 まうしけり(申しけり)」
十三重石塔
猛暑の中、大山レンゲの花が残っていました。
虎を従えた羅漢さんでしょうか。
いただいた御朱印@300円です。
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