正蓮寺大日堂と入鹿神社

奈良県橿原市、正蓮寺大日堂(しょうれんじだいにちどう)
主に第一日曜日(小綱町文化財保存会の活動日)の午前8時~10時のみ公開、無料
入鹿神社の境内に駐車可 ※無住寺

正蓮寺大日堂は、廃寺となった真言宗高野山派、佛起山 普賢寺の旧本堂で、
売却に出された大日堂を地元の住民が買い取り、自治会で管理をされています。
※隣接する、成等山 正蓮寺の名前を借りているそうです。

手水場
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入鹿神社の鳥居をくぐります。
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正蓮寺大日堂(重文)
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大阪・関西万博開催記念「奈良大和路の秘宝・秘仏特別公開」の一環で
2025年9月14日~23日の9時~17時、小綱町文化財保存会主催で特別公開されていました。
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外陣に涅槃図が掛けられています(堂内は全て写真撮影OK!)
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こちらは絵解き
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私は白い象の手前にいるのが猫だと思ったのですが・・・
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左側の、白に紺色のブチがあるのが猫だそうです。
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涅槃図にはたくさんの動物が描かれていますが、猫が描かれたものは僅かです。
その理由は諸説ありますが、瀕死のお釈迦様を助けようと摩耶夫人が投げ落とした薬袋が、沙羅双樹の木にひっかかり、薬袋を取りに行こうとしたネズミを猫が邪魔をしたためといわれています。

私がこれまでに猫が描かれているのを拝見したのは、京都市の轉法輪寺妙覺寺、宮津市の成相寺等で、高松市の法然寺は立体曼荼羅で表現された涅槃図に感動しました。

内陣に入らせていただきます。

弘法大師坐像
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毎年、旧暦3月21日(4月21日)に地元の女性たちが大師講を行うそうです。

中央の須弥壇に、金剛界大日如来坐像(重文)と持国天&多聞天が祀られています。
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鎌倉時代作、半丈六(像高148.3cm)の大日如来様はお顔が少しふっくらとされています。
眼は閉じておられるように見えるほど細いので、玉眼が入っているかは確認できませんでした。
二天像は平安時代の作ではないかと言われています。
小綱町文化財保存会の方々が大切に守って下さっているのが素晴らしい。

須弥壇に描かれた唐獅子
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子安地蔵菩薩立像
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衣の模様がしっかり残っています。

釈迦誕生仏と閻魔天像と思われ。
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大日堂の前に、薬師如来の石仏さん
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台座に「第六十七番」と刻まれています。
普賢寺(旧)は室生山八十八ヶ所霊場の第67番札所でした。

境内の東側に蓮池があり、
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その中に弁天社があります。
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「金毘羅大権現」と刻まれた石
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入鹿神社の拝殿
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奥の祭壇の下に、小さな蘇我入鹿坐像が拝見できました。

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本殿
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御祭神は蘇我入鹿公と素戔嗚命です。

左から、稲荷神社・八幡神社・秋葉神社
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だんじり庫
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小綱町コミュニティセンター
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正蓮寺大日堂の御朱印@300円と
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入鹿神社の御朱印@300円をいただきました。
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道路を隔てて隣接している、真宗興正派 成等山 正蓮寺にも参拝しました。
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本堂
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御本尊は阿弥陀様と思われますが、詳細は不明です。

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