能登で初の禅修業の場・豊財院

石川県羽咋市、白石山 豊財院(ぶざいいん)
宗派:曹洞宗 創建:正和元年(1312) 開山:瑩山紹瑾大和尚
宝物館@400円(事前予約要) 無料駐車場有

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門の手前、左右に地蔵堂
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鐘楼門
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こちらの梵鐘(般若の鐘)には、「白見比丘尼」と「真了比丘尼」の名前が刻まれています。
2人の尼さんは、大工の吉兵衛の妻と浮気相手だそうで、能登の伝説として恐ろしい話が残っています。
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庫裏のインターフォンを押し、予約していた旨を伝えると、まず本堂内へと案内していただきました。

本堂
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須弥壇中央に釈迦牟尼仏が祀られ、脇侍は小さな文殊菩薩騎獅像と普賢菩薩騎象像です。
その手前に達磨大師坐像と恐らく大権修理菩薩坐像、欄間の上に十六羅漢像が祀られています。

火災除けの石造釈迦如来坐像が安置されているそうです。
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宝物館へと案内していただきました。
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左から、像高166.7cmの十一面観世音菩薩立像(重文)・186.3cmの聖観世音菩薩立像(重文)・172.5cmの馬頭観世音菩薩立像(重文)が祀られています。
いずれも平安中期の作で、同じ仏師の作と考えられるそうです。
お顔に縦の筋が入るなど傷みが見られ、長いあいだ雨漏りなどの厳しい環境下で祀られていたのではないかとのことでした。
聖観音像は少し腰をひねり、右足を前に出そうとされているかのような姿勢をとられ、左手に蓮の花を持たれています。
十一面観音像は腰に厚みがあり、堂々としておられ、左手に蓮を挿した水瓶を持たれています。
馬頭観音像は三面六臂、宝冠の正面に馬の顔が載っています。
左右の顔は大きな耳の後ろにあるため、正面からは表情が見えにくいのですが、すぐ間近で拝見させていただいたので、横のお顔もよく見えました。
観音様をお守りする四天王のうち、増長天立像と広目天立像が両脇に安置されていました。

引出しに納められている「血書大般若派羅密多経」を広げて見せて下さいました。
豊財院第11世・月澗義光和尚は1685年から12年間、自らの手指を刺し、その血で1巻から301巻までを写経されたそうです。
その後、弟子たちが引継ぎ、61年間かけて完成した全600巻だそうです。
とても美しい字体で書かれていますが、血で・・・と想像すると、壮絶な修行ですね。

いただいた御朱印@500円です。
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