二度失う苦しみ?それとも・・・

レナード.jpg 『レナードの朝』 1990年 アメリカ映画

ずいぶん前に『ギミー・ヘブン』の日記を書いたとき、Nobusanがコメントの中でオススメしてくれた映画・・・やっと観ました!!
教えてくれてありがとうぴかぴか(新しい) 本当にいい映画でした。

オリヴァー・サックスの実話を基に、作られたというこの作品。
「眠り病」とも言われる嗜眠性脳炎(体の痙攣が徐々に進行し、数年後には脳の機能が停止する不治の病)の患者たちと接する中で、セイヤー医師は反射神経が残っていることを発見する。
投げられたボールを受け止められたり、特定の音楽に反応してゴハンがたべられたり、人と触れ合っているときだけ歩ける・・・

患者たちが眠ったように生活反応を示さないのは、痙攣が極度に進行した結果ではないかと考えたセイヤー医師は、パーキンソン氏病の痙攣を抑える薬であるドーパミンが、嗜眠性脳炎の患者にも有効であるかもしれないと思いつく。

寝たきりだった20人の患者たちが、次々に目覚めて、イキイキと歌ったり踊ったりする場面は、涙。。。
30年間の昏睡状態から覚めたレナードは恋をする。
しかし訪れた朝は、永遠ではなかった・・・

患者たちの短いけれど楽しかった目覚めの時間は、神様がくれた一瞬の奇跡。
また喪失してゆくときの恐怖と苦しみ、哀しみ。
別れを告げたあとのラストダンスに、また涙涙涙。。。
最後は本当にせつなくて、生きる意味とか尊さとか、いろんなこと考えた。

ロバート・デ・ニーロは、やっぱめちゃめちゃうまい!!


さて借りてきたDVDは、全部見終わりましたぁ。

『愛の流刑地』
内容は小説より映画の方が良かったんですが、先に原作を読んでいると、勝手にイメージを作ってしまうので、キャストに違和感があって、ダメでした。

『失楽園』
10年前の映画ですね。今ごろすいません(笑) 最後は号泣たらーっ(汗)
役所広司がエロくていいっ。゚+.(´・ω・`)+.゚。!! 
黒木瞳はキレイすぎていいっd(>ω<。)!!!

『アンフェアthe movie』
内容はおいといて、篠原涼子がかっこよかった♪
江口洋介と椎名拮平も。
でも阿部サダヲがちょっとしか出てなかったのが残念。「舞妓Haaaan!!!」のDVD化を待つしかないねっ。

『リチャードホール べすとちょいす。~カウントダウン50~上巻』
セク原コノミと、ロバート・デニーロと、シャレ山紀信は・・・何回見ても爆笑(〃^∇^)o彡☆あはははっ
さっそく下巻も借りに行かなくては((((´・ω・)ノゴーゴー

この記事へのコメント

  • み~

    ロバート・デ・ニーロは大好きなんですけど、
    この映画はまだ見てないんですよね~。
    岡田准一祭りが終わったら見ます~。
    2007年10月04日 22:13
  • ワク

    『レナードの朝』大好きです。

    レナードが窓から見送るシーン。
    涙なしには見れません・・・。

    オリヴァー・サックスの原作もよかったです。

    たしか実写版もあるんですよ。
    本物のレナードが映っています。

    ロバート・デニーロ。大好きです~♪

    2007年10月04日 22:20
  • のりぽん

    み~さん>
    ぜひ見てください!!
    私はこっそり渡辺淳一祭りを終えましたぁ(笑)
    2007年10月04日 22:46
  • のりぽん

    ワクさま>
    実写版もあるのですかぁ?!

    ラストダンスのあと・・・見送るレナードと、何度も振り返るエレノアが切ないですよね。

    病気が再発するなら、一時の目覚めは残酷だったのか・・・
    最初、そう思ってしまったのです。
    セイヤー医師も悩んだように。
    でも、たとえ一時でも、イキイキと過ごした時間。
    その輝きを忘れたくないと思います。
    2007年10月04日 22:59

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