死ぬまで生きる

main_01.jpg 映画『象の背中』を見てきました。
好きなんですよねぇ、役所広司サマ揺れるハート

48歳で末期の肺がんにより、余命半年と医師に宣告されるが、延命治療を受けずに、
『死ぬまで生きていたい』
と、有意義に半年間を生きようとする主人公と、それを支える家族の愛の物語・・・

なんですが

井川遥が演じる愛人が出てくるたびに、なんだか興ざめしてしまいました。
この映画に、愛人の存在は、必要だったのでしょうか???
それさえなければ、号泣したでしょうし、大好きな映画のひとつになったはずなのに。
愛人が出てくることによって、おそらく大多数の主婦を、敵に回したね爆弾

愛人のエピソードを抜きにしたら
役所広司サマは、やっぱりとても素敵でした。
50歳を過ぎても、全然アップに耐えられる|ω-*)ポッ
痛みに苦しんで、便器を抱えて倒れるシーンは、見ていて胸が苦しくなりましたたらーっ(汗)
この先、こんなシーンばかりが続いたら、どうしようかと。

そして何より、今井美樹が美しいぴかぴか(新しい)
海で白いワンピースを着ているシーンは、とうぶん夢に出てきそうです。

再会する初恋の相手として、手塚理美が出てきました。
歯並びが悪すぎてビックリ。女優さんなのに( ´艸`)ムププ

あと、ケンカ別れしたままの親友に会いに行くんだけど、別れ際に交わされる会話・・・
「また会えるかな」
「これが最後だろうな」
そのとき、思い出した。
親友・由美ちゃんと、京橋の『梅の花』でランチをした2005年12月7日のこと。
その日が最後になるなんて、私は全然思ってなかったし、きっと由美ちゃんだって・・・。
普通に話してたんやもん。由美ちゃんはすごく痩せてたけど、全部食べてたし、笑っていつもどおりに話してたし、年が明けたらディズニーランドに行くって言うてたし、真紀ちゃんにファゴットを買ってあげるかどうか悩んでるって言うてたし。
また会えると思って、なんの疑いもなく、手を振って別れてんよ。
それから3ヶ月半・・・
一緒に真紀ちゃんの演奏会を観に行く約束だった日に亡くなるなんて、誰が想像できる???

あかん、また泣けてくる。
映画の話に戻します。

コチラをクリックで5分ほど見れます
でも、これから映画を見るつもりの人は、見ないでね。

最後に流れるケミストリーの曲もよかった。
でも、エンドロールが流れている間は、席を立つの、やめてよね。

余命半年と宣告されたら、私は何をするだろう。
誰に会いに行くだろう。。。

この記事へのコメント

  • hukuzow

    シダちゃんに行くと映画の予告が流れているんです、『象の背中』観てみたいなと思ってました。
    ちなみに私がそんなことになったら?
    既に妻には、数年前から予約してあります。
    生命保険の1部を前借?して100万円もって
    一人旅にでるからと確約をとってあります。
    行先までは決まってないのですが。
    何処にいこうかな~。
    実現したくない約束ですがね。
    2007年11月01日 22:13
  • Nobusan

    今日はどうもありがとうございました[Em137]
    今井美樹、美しすぎ。
    役所広司、演技うますぎ。
    高橋克己、ええ味出しすぎ。
    岸辺一徳、役にはまりすぎ。
    井川遥、登場する意義がわからんすぎ。(笑)

    しかし、あんな綺麗な奥さんがいて、若くて可愛い愛人までいて、
    素直すぎる子供達にも恵まれ、1400万をポンと出してもらい、
    海の見える豪勢なホスピスで余生を過ごし・・・
    男からすれば理想の極みでしょうね、ああいうのって。
    しかし、ホスピスにまで愛人を呼ぶなっちゅーねん・・・
    そこまでの事をしておきながら妻にはのうのうと
    「生まれ変わってももう一度君と・・・」やもんね・・・(--)
    でもほんま、脇を固めてる役者さんが良かった~[Em148]
    役所広司は最後のシーンを撮るにあたって10kg痩せはったそうですよ!

    2007年11月01日 23:53
  • rabitto

    家族って日常の出来事を共感し、思い出を共有するのが家族。血縁・戸籍のみが家族ではない。

    愛人さんも彼の家族と思います。
    その繋がりレベルにもよりますが...。


    けど、最後はどちらかでしか死ねないでしょう。
    大半は子供(愛し合った証)の元で死にたいのではないでしょうか???
    自分の子供に、よき人生を送ってもらうためにも最後を子供の元で迎えられる 人生の選択をしていかなければいけませんね[Em84]


    2007年11月02日 10:08
  • のりぽん

    hukuzowさん>
    そんな悲しいこと、具体的に考えないで下さい。
    それに一人旅は元気なうちに行くもんです。

    余命半年となったら、愛に包まれて、眠りにつくように、静かに・・・。
    この映画のような、最期を迎えたいですね。


    2007年11月02日 21:38
  • のりぽん

    Nobusan>
    昨日は、突然の誘いなのに、つきあってくれてありがとう♪
    今井美樹の夢を見るかと思ったのに、映画館で話していた某嬢(私が二度と飲みたくないって言ってしまった人デス)が夢に出てきました(笑)

    うんうん、男の理想?!なんやろなぁ。
    妻・子供・愛人に愛されて、経済的な心配もなく、穏やかに眠るような最期・・・

    でもねー、やっぱりホスピスまで愛人を呼んでおいて、妻には「生まれ変わってもまた・・・」なんて、ドン引きでしたよねぇ。
    2007年11月02日 21:45
  • のりぽん

    rabittoちゃん>
    私が言いたかったのは、単にこの映画の感想で、世間一般からは愛人(この言葉を使うのが正しいかわかりませんが)と呼ばれてしまう立場の人を否定しているのでも、軽蔑しているのでもありませんよ。
    人にはそれぞれ事情があり、いろんな愛の形があります。
    どの形が正しくて、どの形が間違っているのかは、誰にもわからないかもしれません。

    ただ、この映画に関して言えば、あんなに妻との愛を前面に出しつつ、最期まで愛人にだけ甘えを見せる男の身勝手というか・・・弱さというか。

    いや、それだけイイ男なのかな。
    角度を変えてみると、男冥利につきる主人公かも。
    2007年11月02日 21:59

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