南の島から・・・

半年ぶりに、ほのぼの系の本。 『つるかめ助産院』 小川 糸 (集英社文庫) 2週間ほど前から、NHKでドラマ化されているみたいですー。 私はドラマを観てないのですが 文庫本につけられた帯に 仲里依紗さんと余貴美子さんの写真があったので まりあちゃんは、仲里依紗さん 亀子先生は、余貴美子さんのイメージで読みました。 余貴美子さんは、めっちゃ好きな女優さん揺れるハート まりあちゃんの…

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書店シリーズ

最近読んだ本。 『書店ガール』 碧野 圭 PHP文芸文庫 タイトルどおり 書店を舞台にくりひろげられる人間ドラマ。 最初の結婚式のくだりは、ちょっぴり阪急電車を思い出す。 話の展開は、なんとなくありがち・・・ でも、最後は泣いてしまった(*´艸`*) 本屋好きの私は、たまらん描写がいくつもありましたわーい(嬉しい顔) このごろ、ネットで手軽に本を買ってしまうことが多かったですが やっぱ…

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香菜里屋4部作

最近読んだのは、この4冊。           『花の下にて春死なむ』 『桜宵』 『螢坂』 『香菜里屋を知っていますか』 北森 鴻さんのビアバー【香菜里屋】シリーズ(講談社文庫)です。 1冊が5~6つの短編。 場所は、ビアバー香菜里屋。 お客さんから持ちこまれる謎を、マスターの工藤が、静かに解き明かしていきます。 常連のお客さんたちも、どこかでつなが…

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ずっと続くと思っていた

最近読んだ本。 『遮光』 中村 文則 新潮文庫 愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕するような、ある物を持ち歩いている。 しかし、それは狂気なのか―新世代作家の鋭利な意識が陰影濃く描き上げた喪失と愛の物語。芥川賞候補作。(「BOOK」データベースより) この作者の小説は、初めて読んだんやけど、いいですね~。 三島由紀夫や谷崎潤一郎、カフカやカミュに傾倒していた、高校時代の私な…

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救いがない・・・

『少女』 湊かなえ 双葉文庫 親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。 自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。 ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。 …

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カエル男にだまされた

先週読んだ本ですが 『連続殺人鬼カエル男』 中山七里 宝島社文庫 口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。 傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。 街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。 警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。 無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?…

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生活の傍らには常に本

『第2図書係補佐』 又吉直樹 幻冬舎よしもと文庫 目次には、47冊の書籍のタイトルが並んでいますが 決して書評というものではなく その本から想起された又吉の自伝的小説になってます。 文章は上手だし、エピソードの内容も、めちゃ おもしろかった!! 紹介されている本は、私の好きな作品がたくさん。 太宰治はもちろん、大江健三郎、安部公房、宮本輝、 町田康、古井由吉、カフカ、カミュ…

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ドラマティック

実は最近、本ばかり読んでたりしますw  『マスカレード・ホテル』 東野圭吾 集英社 都内で起きた連続殺人事件。 現場に残された暗号を解読すると 次の犯行現場は、超一流ホテル。 殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始。 読んでいると、映像が浮かんでくるんよね~。 まだ映像化されていないのに、なぜだろう?? それだけ登場人物の特徴が、わかりやすいとういことか。 会話が…

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A Clockwork Orange

ビブリア・・・の日記に書きましたとおり、さっそく読みました! 『時計じかけのオレンジ 完全版』 アントニイ・バージェス ハヤカワepi文庫  私が高校生のときに読んだのは スタンリー・キューブリックの映画が 表紙になったものでした。 映画と同じく最終章がカットされていたので 今回、ノーカット版を読破。 いや~。 30年ぶりに読んだのですが 「ハラショー」連発。 ロシア…

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古書にこめられた想い

いや~、おもしろい本と出会うと、夢中になっちゃうね♪ ひさびさに、電車を乗り過ごしそうになりました。 ミリオンセラーになった文庫「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズです。      『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』  『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常』  三上延 メディアワークス文庫 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「…

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年末年始に読みました

年末年始に読んだ6冊。 『宿命』 東野圭吾 講談社文庫 高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、 苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。 男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、 奇しくも初恋の女の夫となっていた。 刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、 余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。 Aちゃんから借りた…

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さみしいだけなのかも

『ダブル・ファンタジー(上・下)』 村山由佳 文春文庫 上下巻ものは、ひさびさに読みました。 性描写が多くて、アッというまだったけど 満員電車で読むのは、勇気必要!! (*ノ∀<)ニャ 脚本家の奈津は、夫が仕事に干渉してくることに耐えられずに家を出る。 尊敬している演出家・志澤との恋、 大学時代の先輩との再会・・・ 他に男がいてもいい、絶対に別れないという夫。 そんな…

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痛快とフラストレション

職場のお友達に借りた本、2冊。 『容疑者Xの献身』 東野圭吾 文春文庫 天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、 一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。 彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。 ガリレオシリーズ初の長篇、直木…

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燈火親しむべし

『ジーン・ワルツ』 海堂尊 新潮文庫 帝華大学医学部の曾根崎理恵助教は、顕微鏡下体外受精のエキスパート。 彼女の上司である清川吾郎准教授もその才を認めていた。 理恵は、大学での研究のほか、閉院間近のマリアクリニックで五人の妊婦を診ている。 年齢も境遇も異なる女たちは、それぞれに深刻な事情を抱えていた―。 生命の意味と尊厳、そして代理母出産という人類最大の難問に挑む、新世紀の医学エン…

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ひかりといのち

『納棺夫日記~増補改訂版~』 青木新門 文春文庫 前半3分の2が、この物語で 後半はこの本を書き上げて出版したあとのことが書かれています。 『おくりびと』は、この作品をきっかけに生まれた映画。 原作ではありません。 (映画『おくりびと』を観たときの日記はコチラ) 死体をアルコールで拭き、仏衣と称する白衣を着せ、 髪や顔を整え、手を組んで数珠を持たせ、 納棺するまでの一…

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秋の夜長に

『おやすみラフマニノフ』 中山七里 宝島社文庫 第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに秋の演奏会を控え、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。 しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。 彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり…。 ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合し…

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神様・手紙・娼年

古本屋さんに、30冊ほど文庫本を売りに行きまして いただいたお金で、またお買い上げ♪ 最近 読んだ3冊。 『神様のカルテ』 夏川草介 小学館文庫 栗原一止は信州にある「二四時間、三六五日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な二十九歳の内科医である。 職場は常に医師不足、四十時間連続勤務だって珍しくない。 ぐるぐるぐるぐる回る毎日に、母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。 大学…

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奇跡を起こす生き物

あわわ。 半年ほど、本のことを書いておりませんでした。 そのあいだに読んで印象に残っているものを 備忘録ということで、書いておきますー。 『レインツリーの国』 有川 浩 新潮文庫 きっかけは「忘れられない本」。 そこから始まったメールの交換。 共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。 まして、ネット内時間は流れが速い。 僕は、あっという間に、ど…

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ノンフィクションと、大人の童話

『記憶喪失になったぼくが見た世界』 坪倉優介 朝日文庫 2001年に、幻冬舎から『ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記』として出版されたものを、改題しての再出版のようです。 内容(「BOOK」データベースより) 18歳の美大生が交通事故で記憶喪失になる。 それは自身のことだけでなく、食べる、眠るなどの感覚さえ分からなくなるという状態だった―。 …

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どんでん返し

本を3冊読みました。 『さよならドビュッシー』 中山 七里 宝島社文庫 ピアニストを目指す遥、16歳。 両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。 祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。 それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して…

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